インスタンスの再起動 - Amazon Elastic Compute Cloud

インスタンスの再起動

インスタンスの再起動は、オペレーティングシステムの再起動と同等です。ほとんどの場合、インスタンスの再起動には数分しかかかりません。

インスタンスを再起動しても、次の状態が維持されます。

  • パブリック DNS 名 (IPv4)

  • プライベート IPv4 アドレス

  • パブリック IPv4 アドレス

  • IPv6 アドレス (該当する場合)

  • インスタンスストアボリューム上のすべてのデータ

インスタンスの停止および開始の場合とは異なり、インスタンスを再起動しても、インスタンスの (1 分間分の最低料金が発生する) 課金期間が新しく開始されることはありません。

再起動を必要とする更新の適用など、必要なメンテナンスのために、インスタンスの再起動を予定する場合があります。ユーザーが操作する必要はありません。予定されている時間帯に自動的に行われる再起動まで待つことをお勧めします。詳細については、Amazon EC2 インスタンスの予定されているイベント を参照してください。

インスタンスからオペレーティングシステムの再起動コマンドを実行する代わりに、Amazon EC2 コンソール、コマンドラインツール、または Amazon EC2 API を使用してインスタンスを再起動することをお勧めします。Amazon EC2 コンソール、コマンドラインツール、または Amazon EC2 API を使用してインスタンスを再起動する場合、インスタンスが数分以内に完全にシャットダウンしないと、ハードリブートが実行されます。AWS CloudTrail を使用しながら、Amazon EC2 によりインスタンスを再起動した場合は、インスタンスがいつ再起動されたかについての API レコードが作成されます。

Windows インスタンス

Windows でインスタンスに更新ファイルをインストールする場合は、すべての更新ファイルがインストールされるまで、Amazon EC2 コンソールやコマンドラインを使用してインスタンスを再起動またはシャットダウンしないでください。Amazon EC2 コンソールやコマンドラインを使用してインスタンスを再起動またはシャットダウンすると、インスタンスがハードリブートされる恐れがあります。更新ファイルのインストール中にハードリブートされると、インスタンスが不安定な状態になることがあります。

Console
コンソールを使用してインスタンスを再起動するには
  1. Amazon EC2 コンソール (https://console.aws.amazon.com/ec2/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[インスタンス] を選択します。

  3. インスタンスを選択してから、[Instance state] (インスタンス状態)、[Reboot instance] (インスタンスの再起動) の順に選択します。

    または、インスタンスを選択して、[Actions] (アクション)、[Manage instance state] (インスタンス状態の管理) の順に選択します。表示される画面で、[Reboot] (再起動)、[Change state] (状態の変更) の順に選択します。

  4. 確認を求めるメッセージが表示されたら、[Yes, Reboot (再起動する)] を選択します。

    インスタンスは running 状態を維持します。

Command line
インスタンスを再起動するには

次のいずれかのコマンドを使用できます。これらのコマンドラインインターフェイスの詳細については、Amazon EC2 へのアクセスを参照してください。

制御された故障注入実験を実行するには

AWS Fault Injection Service を使用して、インスタンスが再起動されたときのアプリケーションの応答をテストできます。詳細については、AWS Fault Injection Service ユーザーガイドをご参照ください。