Windows インスタンスで EC2Launch v2 に移行する
EC2Launch 移行ツールは、インストールされている起動エージェント (EC2Config および EC2Launch v1) をアンインストールして EC2Launch v2 をインストールすることによって、起動エージェントをアップグレードします。以前の起動サービスに適用されていた設定は、自動的に新しいサービスに移行されます。移行ツールは、EC2Launch v1 スクリプトにリンクされているスケジュールされたタスクを検出しないため、EC2Launch v2 のタスクは自動的にセットアップされません。タスクを設定するには、agent-config.yml ファイルを編集するか、EC2Launch v2 設定ダイアログボックスを使用します。例えば、インスタンスのタスクが InitializeDisks.ps1
を実行するようにスケジュールされている場合は、移行ツールを実行した後、EC2Launch v2 の設定ダイアログボックスで、初期化するボリュームを指定する必要があります。EC2Launch v2 設定ダイアログボックスを使用して設定を変更する の手順については、ステップ 6 を参照してください。
移行ツールをダウンロードするか、SSM RunCommand ドキュメントを使用してインストールできます。
このツールは次の場所からダウンロードできます。
注記
EC2Launch v2 移行ツールを管理者として実行する必要があります。EC2Launch v2 は、移行ツールの実行後にサービスとしてインストールされます。すぐには実行されません。デフォルトでは、インスタンスの起動中に実行され、インスタンスが停止して後で起動または再起動された場合に実行されます。
SSM Run Command を使用して最新の EC2Launch v2 バージョンに移行するには、AWSEC2Launch-RunMigration
移行ツールは、EC2Config の次の設定を EC2Launch v2 に対し適用します。
-
Ec2DynamicBootVolumeSize
がfalse
に設定されている場合は、EC2Launch v2 のboot
ステージは削除されます。 -
Ec2SetPassword
がEnabled
に設定されている場合は、EC2Launch v2 のパスワードタイプはrandom
に設定されます。 -
Ec2SetPassword
がDisabled
に設定されている場合は、EC2Launch v2 のパスワードタイプはdonothing
に設定されます。 -
SetDnsSuffixList
がfalse
に設定されている場合は、EC2Launch v2 のsetDnsSuffix
タスクは削除されます。 -
EC2SetComputerName
が true に設定されている場合は、EC2Launch v2 のsetHostName
タスクがyaml
設定に追加されます
移行ツールは、EC2Launch v1 の次の設定をEC2Launch v2 に適用します。
-
ExtendBootVolumeSize
がfalse
に設定されている場合は、EC2Launch v2 のboot
ステージは削除されます。 -
AdminPasswordType
がRandom
に設定されている場合は、EC2Launch v2 のパスワードタイプはrandom
に設定されます。 -
AdminPasswordType
がSpecify
に設定されている場合は、EC2Launch v2 のパスワードタイプがstatic
に設定され、パスワードデータはAdminPassword
で指定されたパスワードに設定されます。 -
SetWallpaper
がfalse
に設定されている場合は、EC2Launch v2 のsetWallpaper
タスクは削除されます。 -
AddDnsSuffixList
がfalse
に設定されている場合は、EC2Launch v2 のsetDnsSuffix
タスクは削除されます。 -
SetComputerName
がtrue
に設定されている場合は、EC2Launch v2 のsetHostName
タスクが追加されます。