

# インスタンスタイプ変更の互換性
<a name="resize-limitations"></a>

インスタンスの現在の設定が目的のインスタンスタイプと互換性がある場合にのみ、インスタンスタイプを変更できます。使用するインスタンスタイプに既存のインスタンス設定との互換性がない場合、インスタンスタイプに対応した設定を持つ新しいインスタンスを起動して、アプリケーションを新しいインスタンスに移行する必要があります。

互換性は、次のように決定されます。

**仮想化タイプ**  
Linux AMI では、2 つの仮想化タイプ (準仮想化 (PV) およびハードウェア仮想マシン (HVM) ) のどちらかを使用します。PV AMI から起動したインスタンスの場合、HVM のみのインスタンスタイプに変更することはできません。詳細については、[仮想化タイプ](ComponentsAMIs.md#virtualization_types)を参照してください。インスタンスの仮想化タイプを確認するには、Amazon EC2 コンソールで **[Instances]** (インスタンス) 画面の詳細ペインの **[Virtualization]** (仮想化) の値を参照します。

**アーキテクチャ**  
AMI はプロセッサのアーキテクチャに固有であるため、プロセッサアーキテクチャーが現在のインスタンスタイプと同じインスタンスタイプを選択する必要があります。例:   
+ 現在のインスタンスタイプが、Arm アーキテクチャに基づくプロセッサである場合、対象となるインスタンスタイプは、Arm アーキテクチャベースのプロセッサ (C6g や M6g など) をサポートするものに制限されます。
+ 32 ビット AMI をサポートするのは以下のインスタンスタイプのみです。`t2.nano`、`t2.micro`、`t2.small`、`t2.medium`、`c3.large`、`t1.micro`、`m1.small`、`m1.medium`、および `c1.medium`。32 ビットインスタンスのインスタンスタイプを変更する場合は、これらのインスタンスタイプに制限されます。

**ネットワークアダプター**  
ドライバーのネットワークアダプターを別のネットワークアダプターに切り替えると、オペレーティングシステムが新しいアダプターを作成したときに、ネットワークアダプターの設定がリセットされます。設定を再構成するには、管理者権限を持つローカルアカウントへのアクセスが必要な場合があります。ネットワークアダプターを別のネットワークアダプターに切り替える例を次に示します。  
+ AWS PV (T2 インスタンス) からインテル 82599 VF (M4 インスタンス)
+ インテル 82599 VF (ほとんどの M4 インスタンス) から ENA (M5 インスタンス)
+ ENA (M5インスタンス) から高帯域幅の ENA (M5nインスタンス)

**拡張ネットワーク**  
[拡張ネットワーク](enhanced-networking.md)をサポートするインスタンスタイプでは、必要なドライバーがインストールされていなければなりません。例えば、[Nitro ベースのインスタンス](instance-types.md#instance-hypervisor-type)には Elastic Network Adapter (ENA) ドライバーがインストールされた EBS-backed AMI が必要です。拡張ネットワーキングをサポートしていないインスタンスタイプから、拡張ネットワークをサポートするインスタンスタイプに変更するには、インスタンスに [ENA ドライバー](enhanced-networking-ena.md)または [ixgbevf ドライバー](sriov-networking.md)を適切にインストールする必要があります。  
ENA Express を有効にしてインスタンスのサイズを変更する場合、新しいインスタンスタイプも ENA Express をサポートしている必要があります。ENA Express をサポートしているインスタンスタイプのリストは、「[ENA Express でサポートされるインスタンスタイプ](ena-express.md#ena-express-supported-instance-types)」を参照してください。  
ENA Express をサポートするインスタンスタイプから ENA Express をサポートしないインスタンスタイプに変更するには、インスタンスをサイズ変更する前に、ENA Express が現在有効になっていないことを確認します。

**NVMe**  
[Nitro ベースのインスタンス](instance-types.md#instance-hypervisor-type)では、EBS ボリュームは NVMe ブロックデバイスとして公開されます。NVMe をサポートしないインスタンスタイプから NVMe をサポートするインスタンスタイプに変更するには、まずインスタンスに NVMe ドライバーをインストールする必要があります。また、ブロックデバイスマッピングで指定したデバイスのデバイス名は、NVMe デバイス名 (`/dev/nvme[0-26]n1`) を使用して変更されます。  
[Linux インスタンス] したがって、`/etc/fstab` を使用してブート時にファイルシステムをマウントするには、デバイス名の代わりに UUID/Label を使用する必要があります。

**ボリュームの制限**  
インスタンスにアタッチできる Amazon EBS ボリュームの最大数はインスタンスのタイプとサイズによって異なります。詳細については、「[Amazon EC2 インスタンスの Amazon EBS ボリューム制限](volume_limits.md)」を参照してください。  
インスタンスタイプまたはインスタンスサイズに変更できるのは、現在インスタンスにアタッチされているボリュームと同じ数またはそれ以上のボリュームをサポートするものに限られます。現在アタッチされているボリュームの数をサポートしていないインスタンスタイプまたはインスタンスサイズに変更すると、リクエストは失敗します。例えば、32 個のボリュームが接続されている `m7i.4xlarge` インスタンスから、最大 27 個のボリュームをサポートする `m6i.4xlarge` インスタンスに変更すると、リクエストは失敗します。

**NitroTPM**  
[NitroTPM](nitrotpm.md) が有効な AMI と NitroTPM をサポートするインスタンスタイプを使用してインスタンスを起動した場合、インスタンスは NitroTPM が有効な状態で起動します。同じく NitroTPM をサポートするインスタンスタイプにのみ変更できます。