Amazon SQS のメッセージキュー

ひとつのメッセージBatchリクエストに最大10個のメッセージを含めることができます。詳細については、AmazonSQSBufferedAsyncClient の設定 セクションの Amazon SQSのバッチアクション を参照してください。

メッセージには、XML、JSON、およびフォーマットされていないテキストのみを含めることができます。次の Unicode 文字を使用できます。#x9 | #xA | #xD | #x20から#xD7FF | #xE000から#xFFFD | #x10000から#x10FFFF

この一覧に含まれていない文字は、すべて拒否されます。詳細については、文字に関するW3C仕様を参照してください。

同じメッセージグループ IDを持つメッセージのラージバックログを構築しないように、バックログからメッセージを消費します。

MessageGroupIdはFIFOキューには必須です。これを標準キューには使用できません。

空でないMessageGroupIdメッセージ付きを関連づける必要があります。MessageGroupIdを指定しない場合、アクションは失敗します。

MessageGroupIdの最大長は128文字です。有効な値:英数字と句読点(!"#$%&'()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~)。

標準キュー

標準キューは、API アクション (SendMessage、ReceiveMessage、または DeleteMessage) ごとに 1 秒あたり非常に多い、ほぼ無制限の API コール数をサポートします。この高スループットにより、リアルタイムのデータストリーミングや大規模なアプリケーションなど、大量のメッセージをすばやく処理する必要があるユースケースに最適です。標準キューは需要に応じて自動的にスケールしますが、特にワークロードの高いリージョンでは、最適なパフォーマンスを確保するために使用パターンをモニタリングすることが重要です。

FIFO キュー

FIFOキューの高スループット

Amazon SQS の FIFO 制限は、メッセージ制限ではなく、API リクエスト数に基づきます。高スループットモードでは、これらの API リクエスト制限は以下のとおりです。

トランザクションスループットの制限 (非バッチ処理 API コール）

これらの制限は、各 API オペレーション (SendMessage、ReceiveMessage、DeleteMessage など) を個別に実行できる頻度を定義し、許可された 1 秒あたりのトランザクション数 (TPS) 内で効率的なシステムパフォーマンスを確保します。

以下の制限は、非パッチ処理 API コールに基づいています。

バッチ処理によるスループットの最大化

1 回の API コールで複数のメッセージを処理するため、効率が大幅に向上します。バッチ処理では、各メッセージを個別に処理する代わりに、1 つの API リクエストで最大 10 件のメッセージを送信、受信、または削除できます。これにより、API コールの総数が減少し、リージョンのトランザクション制限 (TPS) 内に留まりながら 1 秒ごとにより多くのメッセージを処理できるため、スループットとシステムパフォーマンスを最大化できます。詳細については、「Amazon SQS での水平スケーリングとアクションのバッチ処理を使用したスループットの向上」を参照してください。

以下の制限は、バッチ処理 API コールに基づいています。

バッチ処理を超えたスループットの最適化

バッチ処理はスループットを大幅に向上させますが、FIFO パフォーマンスを最適化する他の戦略を検討することが重要です。

最小メッセージサイズは1バイト(1文字) です。最大は 262,144 バイト (256 KiB) です。

256 KiB を超えるメッセージを送信するには、Java 用 Amazon SQS 拡張クライアントライブラリや Python 用 Amazon SQS 拡張クライアントライブラリを使用できます。このライブラリでは、 Amazon SQSのメッセージペイロードAmazon S3へのリファレンスを含むメッセージを送信できます。最大ペイロードサイズは2GBです。