エラーレスポンスの動作を設定する
エラーが発生した場合に CloudFront がどのように対応するかを管理するための、いくつかのオプションがあります。カスタムエラーレスポンスの設定は、CloudFront コンソール、CloudFront API、または から行えますAWS CloudFormation これらの内どれにより設定を更新する場合でも、次に挙げるヒントと推奨事項を参考にしてください。
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カスタムエラーページは、CloudFront からのアクセスが可能な場所に保存します。これらのページの保存先は、Amazon S3 バケットにすることを推奨します。また、ウェブサイトやアプリケーションなど、他のコンテンツと同じ場所には保存しないようにしてください。カスタムエラーページが、ウェブサイトやアプリケーションと同じオリジンに保存されている場合、オリジンのサーバーが使用不能になり 5xx エラーが返信されるようになると、CloudFront は、その使用不能なオリジンからカスタムエラーページを取得できなくなります。詳細については、「」を参照してくださいオブジェクトとカスタムエラーページを別々の場所に保存する
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CloudFront にカスタムエラーページを取得するための権限があることを確認します。カスタムエラーページを Amazon S3 に保存している場合、そのページがパブリックにアクセスが可能であるか、CloudFront のオリジンアクセスコントロール (OAI) を設定する必要があります。カスタムエラーページをカスタムオリジンに格納する場合には、そのページはパブリックにアクセス可能である必要があります。
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(オプション) 必要に応じてオリジンを設定し、カスタムエラーページに
Cache-Control
またはExpires
ヘッダーを追加します。また、エラーキャッシュ最小 TTL 設定を使用して、CloudFront がカスタムエラーページをキャッシュに保持する時間を制御することもできます。詳細については、「CloudFront がエラーをキャッシュする時間を制御する」を参照してください。
カスタムエラーレスポンスを設定する
CloudFront コンソールからカスタムエラーレスポンスを設定するには、CloudFront ディストリビューションが必要です。コンソールからカスタムエラーレスポンスの構成を設定する際には、ディストリビューションが既に用意されている必要があります。ディストリビューションの作成方法については、「基本的な CloudFront ディストリビューションの開始方法」を参照してください。