Amazon CloudWatch で CloudFront メトリクスをモニタリングする
Amazon CloudFront は Amazon CloudWatch と統合されており、ディストリビューションとエッジ関数の運用メトリクスを (Lambda@Edge と CloudFront Functions の両方で) 自動的に公開します。これらのメトリクスを使用して、問題のトラブルシューティング、追跡、デバッグを行うことができます。これらのメトリクスの多くは、CloudFront コンソールの一連のグラフに表示され、CloudFront API または CLI を使用してアクセスすることもできます。これらのメトリクスはすべて、CloudWatch コンソール
CloudFront ディストリビューションのデフォルトメトリクスに加えて、追加のメトリクスを追加料金で有効にすることができます。追加のメトリクスは CloudFront ディストリビューションに適用され、ディストリビューションごとに個別に有効にする必要があります。料金の詳細については、「CloudFront の追加のメトリクスに関するコストを見積もる」を参照してください。
CloudFront コンソール、CloudWatch コンソール、API、または CLI で、これらのメトリクスに基づくアラームを設定することもできます。例えば、5xxErrorRate
メトリクスに基づくアラームを設定できます。このメトリクスは、レスポンスの HTTP ステータスコードが 500
から 599
の範囲内にあるすべてのビューワーリクエストの割合 (%) を示します。エラー率が一定時間内に特定の値 (連続した 5 分以内のリクエスト数の 5% など) に達すると、アラームがトリガーされます。アラームの作成時に、アラームの値と時間単位を指定します。
メモ
CloudFront コンソールで CloudWatch アラームを作成すると、アラームは米国東部 (バージニア北部) リージョン (
us-east-1
) に自動的に作成されます。CloudWatch コンソールでアラームを作成する場合は、同じリージョンを使用する必要があります。CloudFront はグローバルサービスであるため、サービスのメトリクスは米国東部 (バージニア北部) に送信されます。-
アラームを作成すると、標準の CloudWatch 料金
が適用されます。