

# CloudFront 使用状況レポートを表示する
<a name="usage-charts"></a>

CloudFront 使用状況レポートには次の情報が含まれます。
+ **Number of requests** – 指定された CloudFront ディストリビューションの時間間隔ごとに、選択されたリージョンのエッジロケーションから CloudFront が応答したリクエストの総数を示します。
+ **Data transferred by protocol** および **data transferred by destination** – どちらの場合も、指定された CloudFront ディストリビューションの時間間隔ごとに、選択されたリージョンの CloudFront エッジロケーションから転送されたデータの合計量を示します。データは、以下のように異なる方法で分けられます。
  + **プロトコル別** – プロトコル (HTTP または HTTPS) 別にデータを分けます。
  + **送信先別** – 送信先 (ビューワーまたはオリジン) 別にデータを分けます。

CloudFront 使用状況レポートは、CloudFront の AWS 使用状況レポートに基づいています。このレポートでは、追加の設定は必要ありません。詳細については、「[CloudFront の AWS 使用状況レポートを表示する](reports-billing.md#usage-report)」を参照してください。

毎時間または毎日のデータポイントを使用して、過去 60 日間の指定した日付範囲のレポートを表示できます。通常、最近 4 時間前までに CloudFront が受け取ったリクエストについてデータを表示できますが、ときにはデータが 24 時間、遅れることがあります。

詳細については、「[使用状況グラフと CloudFront 使用状況レポートのデータとの関連](#usage-charts-table)」を参照してください。

**Topics**
+ [コンソールで CloudFront 使用状況レポートを表示する](#usage-charts-howto)
+ [CSV 形式でデータをダウンロードする](#usage-csv)
+ [使用状況グラフと CloudFront 使用状況レポートのデータとの関連](#usage-charts-table)

## コンソールで CloudFront 使用状況レポートを表示する
<a name="usage-charts-howto"></a>

コンソールで CloudFront 使用状況レポートを表示できます。<a name="usage-charts-procedure"></a>

**CloudFront 使用状況レポートを表示するには**

1. AWS マネジメントコンソールにサインインし、[https://console.aws.amazon.com/cloudfront/v4/home](https://console.aws.amazon.com/cloudfront/v4/home) で CloudFront コンソールを開きます。

1. ナビゲーションペインで [**Usage Reports (使用状況レポート)**] を選択します。

1. [**CloudFront Usage Reports (CloudFront 使用状況レポート)**] ペインの [**Start Date (開始日)**] と [**End Date (終了日)**] で、使用状況グラフを表示する日付範囲を選択します。使用できる範囲は、[**Granularity**] で選択した値によって決まります。
   + **Daily** — 1 日につき 1 つのデータポイントを使用してグラフを表示するには、過去 60 日の中で任意の日付範囲を選択します。
   + **Hourly** — 1 時間につき 1 つのデータポイントを使用してグラフを表示するには、過去 60 日以内で最大 14 日間の任意の日付範囲を選択します。

   日付と時刻は協定世界時 (UTC) です。

1. [**Granularity**] では、グラフに 1 日につき 1 つのデータポイントを表示するか、1 時間につき 1 つのデータポイントを表示するかを指定します。14 日を超える日付範囲を指定した場合、1 時間につき 1 つのデータポイントを指定することはできなくなります。

1. [**Billing Region (請求リージョン)**] では、データを表示する CloudFront 請求リージョンを選択するか、[**All Regions (すべてのリージョン)**] を選択します。使用状況グラフは、指定したリージョンのエッジロケーションで CloudFront が処理するリクエストのデータを含みます。CloudFront がリクエストを処理するリージョンは、ビューワーの場所に対応している場合も、対応していない場合もあります。

   ディストリビューションの料金クラスに含まれるリージョンのみを選択します。そうしないと、使用状況グラフにデータが含まれない可能性があります。たとえば、ディストリビューションで価格クラス 200 を選択した場合、南米およびオーストラリアの請求リージョンは含まれません。そのため、CloudFront は一般にこれらのリージョンからのリクエストを処理しません。料金クラスの詳細については、「[CloudFront の料金](https://aws.amazon.com/cloudfront/pricing/)」を参照してください。

1. [**Distribution**] リストでは、使用状況グラフにデータを表示するディストリビューションを選択します。
   + **個々のディストリビューション** - 選択した CloudFront ディストリビューションのデータがグラフに表示されます。[**Distribution**] リストには、ディストリビューションのディストリビューション ID と代替ドメイン名 (CNAME) が表示されます (ある場合)。ディストリビューションに代替ドメイン名がない場合、リストにはディストリビューションのオリジンドメイン名が含まれます。
   + **All distributions (excludes deleted)** - 現在の AWS アカウントに関連付けられているすべてのディストリビューションのデータが集計されてグラフに表示されます。ただし、削除したディストリビューションは除外されます。
   + **All Deleted Distributions** - 現在の AWS アカウントに関連付けられていて過去 60 日間に削除されたすべてのディストリビューションのデータが集計されてグラフに表示されます。

1. **[グラフを更新]** を選択します。

**ヒント**  
グラフ内の毎日または毎時間のデータポイントのデータを表示するには、データポイントの上にカーソルを合わせます。
転送データを示すグラフの場合、Y 軸の単位をギガバイト、メガバイト、キロバイトのいずれかに変更できることに注意してください。

## CSV 形式でデータをダウンロードする
<a name="usage-csv"></a>

使用状況レポートは CSV 形式でダウンロードできます。このセクションでは、レポートをダウンロードする方法と、レポートの値について説明します。<a name="usage-csv-procedure"></a>

**使用状況レポートを CSV 形式でダウンロードするには**

1. 使用状況レポートを表示しているときに、**[CSV]** を選択します。

1. [**Opening *file name***] ダイアログボックスで、ファイルを開くか保存するかを選択します。

### レポートに関する情報
<a name="usage-csv-header"></a>

レポートの先頭数行には次の情報が含まれます。

**バージョン**  
この CSV ファイルの形式のバージョン。

**レポート**  
レポートの名前。

**DistributionID**  
レポートを実行した対象のディストリビューションの ID。すべてのディストリビューションを対象にレポートを実行した場合は `ALL`。削除したディストリビューションを対象にレポートを実行した場合は `ALL_DELETED`。

**StartDateUTC**  
協定世界時 (UTC) によるレポートを実行した日付範囲の開始日。

**EndDateUTC**  
協定世界時 (UTC) によるレポートを実行した日付範囲の終了日。

**GeneratedTimeUTC**  
協定世界時 (UTC) によるレポートを実行した日時。

**詳細度**  
レポートの各行が 1 時間と 1 日のどちらを表すか。

**BillingRegion**  
ビューワーリクエストが発信された大陸。または、すべての請求リージョンについてレポートをダウンロードする場合は `ALL`。

### 使用状況レポートのデータ
<a name="usage-csv-data"></a>

レポートには次の値が含まれています。

**DistributionID**  
レポートを実行した対象のディストリビューションの ID。すべてのディストリビューションを対象にレポートを実行した場合は `ALL`。削除したディストリビューションを対象にレポートを実行した場合は `ALL_DELETED`。

**FriendlyName**  
ディストリビューションの代替ドメイン名 (CNAME)、(存在する場合)。ディストリビューションに代替ドメイン名がない場合、リストにはディストリビューションのオリジンドメイン名が含まれます。

**BillingRegion**  
レポートを実行した対象の CloudFront 請求リージョン、または `ALL`。

**TimeBucket**  
協定世界時 (UTC) によるデータに該当する時間または日付。

**HTTP**  
指定した CloudFront ディストリビューションで時間間隔ごとに、CloudFront が応答する、選択したリージョンのエッジロケーションからの HTTP リクエストの数。値には以下のものが含まれます。  
+ CloudFront からビューワーへのデータ転送を引き起こす `GET` リクエストと `HEAD` リクエストの数
+ CloudFront がオリジンにデータを転送する、`DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、および `PUT` リクエストの数

**HTTPS**  
指定した CloudFront ディストリビューションで時間間隔ごとに、CloudFront が応答する、選択したリージョンのエッジロケーションからの HTTPS リクエストの数。値には以下のものが含まれます。  
+ CloudFront からビューワーへのデータ転送を引き起こす `GET` リクエストと `HEAD` リクエストの数
+ CloudFront がオリジンにデータを転送する、`DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、および `PUT` リクエストの数

**HTTPBytes**  
指定した CloudFront ディストリビューションで期間中に、選択した請求リージョンの CloudFront エッジロケーションから HTTP 経由で転送されるデータの合計量。値には以下のものが含まれます。  
+ `GET` リクエストと `HEAD` リクエストに応じて CloudFront からビューワーに転送されるデータ
+ `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` の各リクエストに応じて、ビューワーから CloudFront に転送されるデータ
+ `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` の各リクエストに応じて CloudFront からビューワーに転送されるデータ

**HTTPSBytes**  
指定した CloudFront ディストリビューションで期間中に、選択した請求リージョンの CloudFront エッジロケーションから HTTPS 経由で転送されるデータの合計量。値には以下のものが含まれます。  
+ `GET` リクエストと `HEAD` リクエストに応じて CloudFront からビューワーに転送されるデータ
+ `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` の各リクエストに応じて、ビューワーから CloudFront に転送されるデータ
+ `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` の各リクエストに応じて CloudFront からビューワーに転送されるデータ

**BytesIn**  
指定した CloudFront ディストリビューションで時間間隔ごとに、選択したリージョンの `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、および `PUT` リクエストについて、CloudFront からオリジンに転送されるデータの合計量。

**BytesOut**  
指定した CloudFront ディストリビューションにおいて時間間隔ごとに、選択したリージョンで CloudFront からビューワーに HTTP および HTTPS 経由で転送されるデータの合計量。値には以下のものが含まれます。  
+ `GET` リクエストと `HEAD` リクエストに応じて CloudFront からビューワーに転送されるデータ
+ `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` の各リクエストに応じて CloudFront からビューワーに転送されるデータ

## 使用状況グラフと CloudFront 使用状況レポートのデータとの関連
<a name="usage-charts-table"></a>

次のリストは、CloudFront コンソールの使用状況グラフと、対応する CloudFront 使用状況レポートの [**Usage Type (使用タイプ)**] 列の値を示します。

**Topics**
+ [リクエストの数](#usage-charts-requests)
+ [プロトコルごとのデータ転送](#usage-charts-data-transferred-by-protocol)
+ [ディストリビューションごとのデータ転送](#usage-charts-data-transferred-by-destination)

### リクエストの数
<a name="usage-charts-requests"></a>

このグラフは、指定された CloudFront ディストリビューションの時間間隔ごとに、選択されたリージョンのエッジロケーションから CloudFront が応答したリクエストの総数を、プロトコル別 (HTTP または HTTPS) およびタイプ別 (静的、動的、またはプロキシ) に分けて示します。

**Number of HTTP requests**  
+ *region***-Requests-HTTP-Static:** TTL ≥ 3600 秒のオブジェクトのために供給された HTTP `GET` および `HEAD` リクエストの数
+ *region***-Requests-HTTP-Dynamic:** TTL < 3600 秒のオブジェクトのために供給された HTTP `GET` および `HEAD` リクエストの数
+ *region***-Requests-HTTP-Proxy:** CloudFront がお客様のオリジンに転送した HTTP `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` リクエストの数

**Number of HTTPS requests**  
+ *region***-Requests-HTTPS-Static:** TTL ≥ 3600 秒のオブジェクトのために供給された HTTPS `GET` および `HEAD` リクエストの数
+ *region***-Requests-HTTPS-Dynamic:** TTL < 3600 秒のオブジェクトのために供給された HTTPS `GET` および `HEAD` リクエストの数
+ *region***-Requests-HTTPS-Proxy:** CloudFront がお客様のオリジンに転送した HTTPS `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` リクエストの数

### プロトコルごとのデータ転送
<a name="usage-charts-data-transferred-by-protocol"></a>

このグラフは、指定した CloudFront ディストリビューションにおいて時間間隔ごとに、選択したリージョンの CloudFront エッジロケーションから転送されたデータの合計量を、プロトコル別 (HTTP または HTTPS)、タイプ別 (静的、動的、またはプロキシ)、および送信先別 (ビューワーまたはオリジン) に分けて示します。

**Data transferred over HTTP**  
+ *region***-Out-Bytes-HTTP-Static:** TTL >= 3600 秒のオブジェクトのために HTTP 経由で供給されたバイト数
+ *region***-Out-Bytes-HTTP-Dynamic:** TTL < 3600 秒のオブジェクトのために HTTP 経由で供給されたバイト数
+ *region***-Out-Bytes-HTTP-Proxy:** `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` リクエストへの応答として CloudFront からビューワーに HTTP 経由で返されたバイト数
+ *region***-Out-OBytes-HTTP-Proxy:** `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` リクエストへの応答として CloudFront エッジロケーションからオリジンに HTTP 経由で転送された合計バイト数

**Data transferred over HTTPS**  
+ *region***-Out-Bytes-HTTPS-Static:** TTL >= 3600 秒のオブジェクトのために HTTPS 経由で供給されたバイト数
+ *region***-Out-Bytes-HTTPS-Dynamic:** TTL < 3600 秒のオブジェクトのために HTTPS 経由で供給されたバイト数
+ *region***-Out-Bytes-HTTPS-Proxy:** `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` リクエストへの応答として CloudFront からビューワーに HTTPS 経由で返されたバイト数
+ *region***-Out-OBytes-HTTPS-Proxy:** `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` リクエストへの応答として CloudFront エッジロケーションからオリジンに HTTPS 経由で転送された合計バイト数

### ディストリビューションごとのデータ転送
<a name="usage-charts-data-transferred-by-destination"></a>

このグラフは、指定した CloudFront ディストリビューションにおいて時間間隔ごとに、選択したリージョンの CloudFront エッジロケーションから転送されたデータの合計量を、プロトコル別 (HTTP または HTTPS)、タイプ別 (静的、動的、またはプロキシ)、および送信先別 (ユーザーまたはオリジン) に分けて示します。

**CloudFront からビューワーに転送されたデータ**  
+ *region***-Out-Bytes-HTTP-Static:** TTL >= 3600 秒のオブジェクトのために HTTP 経由で供給されたバイト数
+ *region***-Out-Bytes-HTTPS-Static:** TTL >= 3600 秒のオブジェクトのために HTTPS 経由で供給されたバイト数
+ *region***-Out-Bytes-HTTP-Dynamic:** TTL < 3600 秒のオブジェクトのために HTTP 経由で供給されたバイト数
+ *region***-Out-Bytes-HTTPS-Dynamic:** TTL < 3600 秒のオブジェクトのために HTTPS 経由で供給されたバイト数
+ *region***-Out-Bytes-HTTP-Proxy:** `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` リクエストへの応答として CloudFront からビューワーに HTTP 経由で返されたバイト数
+ *region***-Out-Bytes-HTTPS-Proxy:** `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` リクエストへの応答として CloudFront からビューワーに HTTPS 経由で返されたバイト数

**CloudFront からオリジンに転送されるデータ**  
+ *region***-Out-OBytes-HTTP-Proxy:** `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` リクエストへの応答として CloudFront エッジロケーションからオリジンに HTTP 経由で転送された合計バイト数
+ *region***-Out-OBytes-HTTPS-Proxy:** `DELETE`、`OPTIONS`、`PATCH`、`POST`、`PUT` リクエストへの応答として CloudFront エッジロケーションからオリジンに HTTPS 経由で転送された合計バイト数