CloudWatch での OpenTelemetry 1.0.0 形式への変換
CloudWatch では、CloudWatch データを OpenTelemetry 形式に配置するために、いくつかの変換が実行されます。
名前空間、メトリクス名、ディメンションの変換
これらの属性は、変換によってエンコードされたキーと値のペアになります。
1 つの属性にキー
Namespace
があり、その値はメトリクスの名前空間です。1 つの属性にキー
MetricName
があり、その値はメトリクスの名前です。1 つのペアにキー
Dimensions
があり、その値はキーと値のペアからなるネストされたリストです。このリストの各ペアは、CloudWatch メトリクスディメンションにマッピングされます。ペアのキーはディメンションの名前で、その値はディメンションの値です。
Average、Sum、SampleCount、Min、および Max の変換
Summary データポイントを使用すると、CloudWatch で 1 つのデータポイントを使用してこれらの統計情報をすべてエクスポートできます。
startTimeUnixNano
には CloudWatchstartTime
が含まれていますtimeUnixNano
には CloudWatchendTime
が含まれていますsum
には Sum の統計が含まれていますcount
には SampleCount の統計が含まれていますquantile_values
には 2 つのvalueAtQuantile.value
オブジェクトが含まれていますvalueAtQuantile.quantile = 0.0
( を含む)valueAtQuantile.value =
Min value
valueAtQuantile.quantile = 0.99
( を含む)valueAtQuantile.value =
p99 value
valueAtQuantile.quantile = 0.999
( を含む)valueAtQuantile.value =
p99.9 value
valueAtQuantile.quantile = 1.0
( を含む)valueAtQuantile.value =
Max value
メトリクスストリームを消費するリソースは、Average (Sum/SampleCount) の統計で計算できます。
単位の変換
CloudWatch 単位は、次の表に示すように、計量単位のユニファイドコードの形式 (大文字と小文字を区別する) に変換されます。詳細については、「The Unified Code For Units of Measure
CloudWatch | OpenTelemetry |
---|---|
秒 |
s |
Second または Seconds |
s |
マイクロ秒 |
us |
Milliseconds |
ms |
バイト |
方法 |
Kilobytes |
kBy |
Megabytes |
MBy |
Gigabytes |
GBy |
Terabytes |
TBy |
Bits |
bit |
Kilobits |
kbit |
Megabits |
MBit |
Gigabits |
GBit |
Terabits |
Tbit |
割合 (%) |
% |
カウント |
{Count} |
なし |
1 |
単位がスラッシュで結合されている場合は、両方の単位に OpenTelemetry 変換を適用して変換されます。たとえば、Bytes/Second は By/s に変換されます。