メトリクスストリームをセットアップする
以下のセクションの手順を使用して、CloudWatch メトリクスストリームを設定します。
メトリクスストリームが作成された後、メトリクスデータが送信先に表示されるまでにかかる時間は、Firehose 配信ストリームに設定されているバッファリング設定によって異なります。バッファリングは、最大ペイロードサイズまたは最大待機時間のいずれか最初に到達した方という形で表されます。これらの値が最小値 (60 秒、1 MB) に設定されている場合、選択した CloudWatch 名前空間にアクティブなメトリクス更新がある場合、予想されるレイテンシーは 3 分以内です。
CloudWatch メトリクスストリームでは、データは 1 分ごとに送信されます。データは最終送信先に順番通りに到着しない可能性があります。タイムスタンプからの経過時間が 3 日以上前のタイムスタンプを持つメトリクスを除き、指定した名前空間のすべての指定メトリクスがメトリクスストリームに送信されます。
ストリーミングするメトリクス名と名前空間の組み合わせごとに、そのメトリクス名と名前空間のすべてのディメンションの組み合わせがストリーミングされます。
モニタリングアカウントのメトリクストリームについては、そのモニタリングアカウントにリンクされているソースアカウントからのメトリクスを含めるかどうかを選択できます。詳細については、「CloudWatch のクロスアカウントオブザーバビリティ」を参照してください。
メトリクスストリームを作成および管理するには、 CloudWatchFullAccess ポリシーと iam:PassRole
アクセス許可を持つアカウント、または次のリストのアクセス許可を持つアカウントにログオンする必要があります。
iam:PassRole
cloudwatch:PutMetricStream
cloudwatch:DeleteMetricStream
cloudwatch:GetMetricStream
cloudwatch:ListMetricStreams
cloudwatch:StartMetricStreams
cloudwatch:StopMetricStreams
CloudWatch でメトリクスストリームに必要な IAM ロールを設定する場合は、iam:CreateRole
および iam:PutRolePolicy
アクセス許可も必要です。
重要
cloudwatch:PutMetricStream
を持つユーザは、 cloudwatch:GetMetricData
アクセス許可がない場合でも、ストリーミングされる CloudWatch メトリクスデータにアクセスできます。