マルチロケーション Canary のモニタリングとトラブルシューティング
マルチロケーション Canary を作成すると、CloudWatch Synthetics は、実行データ、アーティファクト、主要メトリクスをプライマリリージョンに統合し、すべてのロケーションでの Canary のパフォーマンスを統一的に表示します。プライマリリージョンが使用できなくなっても、各レプリカリージョンで実行データ、メトリクス、ログに直接アクセスできます。
Canary の実行
プライマリリージョンの CloudWatch Synthetics コンソールでは、プライマリリージョンとすべてのレプリカリージョンからの Canary 実行を、Canary 詳細ページの単一のテーブルに表示できます。各実行には、実行されたリージョンを示す [ロケーション] 列が含まれます。実行をロケーション別にフィルタリングして、パフォーマンスを比較し、特定のリージョンの問題を特定できます。
また、任意のレプリカリージョンの CloudWatch Synthetics コンソールに移動して、そのリージョンで個別に行われた実行を表示することもできます。
アーティファクト
すべてのロケーションからのスクリーンショット、HAR ファイル、およびレポートは、Canary 用に設定された同じ Amazon S3 バケットに保存されます。レプリカは、アーティファクトをリージョンプレフィックスでプライマリリージョンの Amazon S3 バケットに直接書き込みます。これにより、アーティファクトを生成したロケーションを特定できます。
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プライマリ実行:
s3://bucket/canary/primaryRegion/canaryName/year/month/day/hour/minute-second-millisecond -
レプリカ実行:
s3://bucket/canary/primaryRegion/canaryName/year/month/day/hour/replicaRegion/minute-second-millisecond
Amazon S3 バケットはグローバルにアクセスできるため、任意のリージョンからアーティファクトを取得できます。Canary 詳細ページで実行を選択すると、CloudWatch Synthetics コンソールには、実行を行ったロケーションに関係なく、関連するスクリーンショットとレポートがインラインで表示されます。
メトリクス
マルチロケーション Canary は、プライマリリージョンの CloudWatch に次のメトリクスを発行します。
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SuccessPercent — Canary が実行される各リージョンの
Locationディメンションで発行されます。Locationディメンションのない集計SuccessPercentメトリクスは、すべてのロケーションの合計成功率を表します。すべてのロケーションで Canary の全体的なヘルスをモニタリングするには、この集計メトリクスで CloudWatch アラームを作成します。 -
Duration — Canary が実行される各リージョンの
Locationディメンションで発行されます。
すべての Canary メトリクスは、それぞれのレプリカリージョンでも発行されます。プライマリリージョンが使用できない場合は、任意のレプリカリージョンの CloudWatch コンソールに移動して、そのロケーションのメトリクスを表示できます。
Canary が発行するメトリクスの完全なリストについては、「Canary によって発行される CloudWatch メトリクス」を参照してください。
ログ
Canary 詳細ページで実行を選択すると、実行したロケーションに関係なく、その実行に関連するログを表示できます。これにより、プライマリリージョン内の任意のロケーションから直接障害をデバッグできます。
すべてのリージョンの Canary ログを単一の CloudWatch Logs ビューに一元化するには、クロスリージョンログの一元化を設定します。詳細については、「マルチロケーション Canary でのログ一元化の使用」を参照してください。