リソースをモニターへ追加する
モニターを作成するときは、アプリケーションのリソース (Amazon 仮想プライベートクラウド (VPC)、Network Load Balancer、Amazon CloudFront ディストリビューション、Network Load Balancers (NLB)、Amazon WorkSpaces ディレクトリ) のいずれかをそのモニターに関連付けます。次に、Internet Monitor は、アプリケーションのインターネット接続トラフィックとクライアントの場所を把握し、モニターに公開する関連測定値を判定するトラフィックプロファイルを作成し、保持します。
Internet Monitor のモニターには、「モニタリング対象リソース」として次のリソースを追加できます。Internet Monitor では、1 つのモニターに異なるタイプのリソースを追加することはできません。
VPC: リージョンに追加する各 VPC はモニタリング対象リソースです。VPC を追加すると、Internet Monitor はその VPC 内のインターネット向けアプリケーションのトラフィックをすべてモニタリングします。例えば、Amazon EC2 インスタンスでホストされているアプリケーション、Network Load Balancer または Application Load Balancer の背後にあるアプリケーション、AWS Fargate コンテナなどです。
追加する各 Network Load Balancer は監視対象リソースです。
CloudFront ディストリビューション: 追加する各 CloudFront ディストリビューションは、モニタリング対象リソースです。
WorkSpaces ディレクトリ: リージョンで追加する各 WorkSpaces ディレクトリは、モニタリング対象リソースです。
VPC のトラフィックをモニタリングすると、VPC の背後にあるロードバランサーでホストされているアプリケーションのトラフィックが監視されます。複数のロードバランサーを備えた VPC を監視する代わりに、個々の Network Load Balancer ロードバランサーのトラフィックをモニタリングすることを選択できます。これは、例えば、ロードバランサーレベルでパフォーマンスや効率を向上させるための機能を理解して設定する必要がある場合に役立ちます。または、Network Load Balancer レベルのコンプライアンス情報が必要な場合があります。
Internet Monitor でリソースをモニターに追加する際には、次の点に注意してください。
Internet Monitor で意味のある出力を生成するには、インターネットゲートウェイが設定された状態で、追加する VPC がインターネットに接続されている必要があります。
Internet Monitor では、1 つのモニターに異なるタイプのリソースを追加することはできません。
VPC や NLB をリソースとして追加する場合、オプトインリージョンでは、リージョンごとに違いがあることに留意する必要があります。詳細については、「Amazon CloudWatch Internet Monitor がサポートされる AWS リージョン」を参照してください。
さらに、ラストマイルのレイテンシーの測定に関しては、リソースごとに違いがあります。Internet Monitor のレイテンシーの測定では、VPC、NLB および WorkSpaces ディレクトリにはラストマイルのレイテンシーは含まれません。