検索式で CloudWatch グラフを作成する
CloudWatch コンソールで、グラフをダッシュボードに追加する際に検索機能にアクセスするか、[メトリクス] ビューを使用することができます。
検索式に基づくアラームを作成することはできません。これは、検索式が複数の時系列を返し、数式に基づくアラームは 1 つの時系列しか監視できないためです。
検索式をしようしてグラフを既存のダッシュボードに追加するには
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CloudWatch コンソール (https://console.aws.amazon.com/cloudwatch/
) を開きます。 -
ナビゲーションペインで [ダッシュボード] を選択し、ダッシュボードを選択します。
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[ウィジェットの追加] を選択します。
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[ライン] または [スタックされたエリア] を選択し、[設定] を選択します。
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[グラフ化したメトリクス] タブで、[Add a math expression (数式の追加)] を検索します。
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[詳細] に、必要な検索式を入力します。たとえば、
SEARCH('{AWS/EC2,InstanceId} MetricName="CPUUtilization"', 'Average')
と指定します。 -
(オプション) 別の検索式または数式をグラフに追加するには、[Add a math expression (数式の追加)] を選択します。
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(オプション) 検索式を追加した後で、各メトリクスのグラフ凡例に示す動的ラベルを指定できます。動的ラベルは、メトリクスに関する統計を表示し、ダッシュボードまたはグラフが更新されると自動更新されます。動的ラベルを追加するには、[グラフ化したメトリクス]、[Dynamic labels (動的ラベル)] の順に選択します。
デフォルトでは、レベルに追加した動的な値はラベルの先頭に表示されます。次に、メトリクスの [ラベル] の値をクリックしてラベルを編集できます。詳細については、「動的ラベルを使用する」を参照してください。
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(オプション) 単一のメトリクスをグラフに追加するには、[すべてのメトリクス] タブを選択し、必要なメトリクスにドリルダウンします。
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(オプション) グラフに表示される時間範囲を変更するには、グラフ上部の [カスタム] または [カスタム] の左にある期間のいずれかを選択します。
(オプション) 水平の注釈を使用すると、メトリクスが特定のレベルまで急上昇した時点や、メトリクスが事前定義した範囲内にあるかどうかをすばやく確認できます。水平の注釈を追加するには、[グラフのオプション]、[水平の注釈の追加] の順に選択します。
[ラベル] に、注釈のラベルを入力します。
[値] に、水平の注釈が表示されるメトリクス値を入力します。
[Fill] には、この注釈でフィルシェーディングを使用するかどうかを指定します。たとえば、対応するエリアを塗りつぶすには
Above
またはBelow
を選択します。Between
を指定すると、もう 1 つのValue
フィールドが表示され、2 つの値の間のグラフのエリアが塗りつぶされます。[軸] では、グラフに複数のメトリクスが含まれる場合、
Value
の数値が左 Y 軸または右 Y 軸のどちらに関連するメトリクスを指すかを指定します。注釈の塗りつぶしの色を変更するには、注釈の左側の列の色がついた四角形を選択します。
同じグラフに複数の水平注釈を追加するには、これらのステップを繰り返します。
注釈を非表示にするには、注釈の左の列のチェックボックスをオフにします。
注釈を削除するには、[アクション] の列の [x] を選択します。
(オプション) 垂直の注釈は、運用イベントや、デプロイの開始/終了などのマイルストーンをグラフにマークするために役立ちます。垂直の注釈を追加するには、[グラフのオプション]、[垂直の注釈の追加] の順に選択します。
[ラベル] に、注釈のラベルを入力します。注釈で日時のみを表示するには、[ラベル] フィールドを空白のままにします。
[日付] に、垂直の注釈が表示される日時を指定します。
[範囲] で、フィルシェーディングを垂直の注釈の前で使用するか、後で使用するか、または 2 つの注釈の間に使用するかを指定します。たとえば、対応するエリアを塗りつぶすには
Before
またはAfter
を選択します。Between
を指定すると、もう 1 つのDate
フィールドが表示され、2 つの値の間のグラフのエリアが塗りつぶされます。
同じグラフに複数の垂直注釈を追加するには、これらのステップを繰り返します。
注釈を非表示にするには、注釈の左の列のチェックボックスをオフにします。
注釈を削除するには、[アクション] の列の [x] を選択します。
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[ウィジェットの作成] を選択します。
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[ダッシュボードの保存] を選択します。
[メトリクス] ビューを使用して、検索されたメトリクスを使用するには
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CloudWatch コンソール (https://console.aws.amazon.com/cloudwatch/
) を開きます。 -
ナビゲーションペインで [Metrics (メトリクス)] を選択します。
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[検索] フィールドに、検索するトークン (例:
cpuutilization t2.small
) を入力します。検索条件に一致する結果が表示されます。
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検索条件に一致するすべてのメトリクスをグラフ化するには、[グラフの検索] を選択します。
または
検索を絞り込むには、検索結果に表示された名前空間のいずれかを選択します。
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検索を絞り込むための名前空間を選択した場合は、以下のように行うことができます。
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1 つ以上のメトリクスをグラフ化するには、各メトリクスの横にあるチェックボックスを選択します。すべてのメトリクスを選択するには、テーブルの見出し行にあるチェックボックスを選択します。
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検索を絞り込むには、メトリクス名にカーソルを合わせ、[検索に追加] または [これのみを検索] を選択します。
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メトリクスのヘルプを表示するには、メトリクス名を選択し、[What is this?] (これは何ですか?) を選択します。
選択したメトリクスがグラフに表示されます。
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(オプション) 検索バーのボタンのいずれかを選択して、検索語のその部分を編集します。
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(オプション) グラフをダッシュボードに追加するには、[アクション]、[ダッシュボードに追加] の順に選択します。