Amazon EKS と Kubernetes での Container Insights のセットアップ
Container Insights は、Amazon EKS バージョン 1.23 以降でサポートされています。インストールのクイックスタート方法は、バージョン 1.24 以降でのみサポートされています。
Amazon EKS または Kubernetes で Container Insights をセットアップするための全体的なプロセスを次に示します。
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必要な前提条件を満たしていることを確認します。
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Amazon CloudWatch Observability EKS アドオン、CloudWatch エージェント、または AWS Distro for OpenTelemetry をクラスターにセットアップして、メトリクスを CloudWatch に送信します。
注記
Amazon EKS 向けにオブザーバビリティが強化された Container Insights を使用するには、Amazon CloudWatch Observability EKS アドオンまたは CloudWatch エージェントを使用する必要があります。Container Insights のこのバージョンについての詳細は、「Amazon EKS 向けにオブザーバビリティが強化された Container Insights」を参照してください。
Fargate で Container Insights を使用するには、AWS Distro for OpenTelemetry を使用する必要があります。Amazon EKS 向けにオブザーバビリティが強化された Container Insights は、Fargate ではサポートされていません。
注記
Container Insights が Amazon EKS クラスターの Windows ワーカーノードをサポートするようになりました。Amazon EKS 向けにオブザーバビリティが強化された Container Insights も、Windows でサポートされています。Windows で Container Insights を有効にする詳細については、「Container Insights の強化されたオブザーバビリティを有効にした状態で CloudWatch エージェントを使用する」を参照してください。
Fluent Bit または Fluentd をセットアップしてログを CloudWatch Logs に送信します。(Amazon CloudWatch Observability EKS アドオンをインストールする場合、これはデフォルトで有効になっています。)
CloudWatch エージェントを使用している場合、これらのステップは、クイックスタートセットアップの一部として一度に実行することも、個別に行うこともできます。
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(オプション) Amazon EKS コントロールプレーンのログ記録の設定
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(オプション) クラスターで StatsD メトリクスを CloudWatch に送信するように StatsD エンドポイントとして CloudWatch エージェントをセットアップします。
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(オプション) App Mesh Envoy アクセスログを有効にします。
Container Insights の元のバージョンでは、収集されたメトリクスおよび取り込まれたログはカスタムメトリクスとして課金されます。Amazon EKS 向けにオブザーバビリティが強化された Container Insights では、観察結果ごと Container Insights メトリクスおよびログに課金されます。保存されたメトリクスまたは取り込まれたログごとには課金されません。CloudWatch の料金の詳細については、Amazon CloudWatch の料金