ノードに接続する - Amazon ElastiCache

ノードに接続する

Valkey または Redis OSS ノードに接続する

クラスター内の Valkey または Redis OSS ノードに接続を試みる前に、ノードのエンドポイントが必要です。エンドポイントを見つけるには、以下を参照してください。

次の例では、valkey-cli ユーティリティを使用して Valkey または Redis OSS を実行しているクラスターに接続します。

注記

利用可能なコマンドの詳細については、「Commands」ウェブページを参照してください。

valkey-cli を使用して Valkey または Redis OSS クラスターに接続するには
  1. 選択した接続ユーティリティを使用して、Amazon EC2 インスタンスに接続します。

    注記

    Amazon EC2 インスタンスに接続する方法については、「Amazon EC2 入門ガイド」を参照してください。

  2. valkey-cli をビルドするには、GNU Compiler Collection (gcc) をダウンロードしてインストールします。EC2 インスタンスのコマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力します。確認のプロンプトが表示されたら、「y」と入力します。

    sudo yum install gcc

    以下のような出力が表示されます。

    Loaded plugins: priorities, security, update-motd, upgrade-helper Setting up Install Process Resolving Dependencies --> Running transaction check ...(output omitted)... Total download size: 27 M Installed size: 53 M Is this ok [y/N]: y Downloading Packages: (1/11): binutils-2.22.52.0.1-10.36.amzn1.x86_64.rpm | 5.2 MB 00:00 (2/11): cpp46-4.6.3-2.67.amzn1.x86_64.rpm | 4.8 MB 00:00 (3/11): gcc-4.6.3-3.10.amzn1.noarch.rpm | 2.8 kB 00:00 ...(output omitted)... Complete!
  3. valkey-cli ユーティリティをダウンロードし、コンパイルします。このユーティリティは Valkey ソフトウェアディストリビューションに含まれています。EC2 インスタンスのコマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力します。

    注記

    Ubuntu システムでは、make を実行する前に、make distclean を実行します。

    wget https://github.com/valkey-io/valkey/archive/refs/tags/7.2.6.tar.gz tar xvzf valkey-7.2.6.tar.gz cd valkey-7.2.6 make distclean # ubuntu systems only make
  4. EC2 インスタンスのコマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。

    src/valkey-cli -c -h mycachecluster.eaogs8.0001.usw2.cache.amazonaws.com -p 6379

    以下のような Valkey または Redis OSS コマンドのプロンプトが表示されます。

    redis mycachecluster.eaogs8.0001.usw2.cache.amazonaws.com 6379>
  5. Valkey または Redis OSS コマンドを実行して接続をテストします。

    これで、クラスターに接続され、Valkey または Redis OSS のコマンドを実行できます。以下に一部のコマンドとその Valkey または Redis OSS レスポンスの例を示します。

    set a "hello" // Set key "a" with a string value and no expiration OK get a // Get value for key "a" "hello" get b // Get value for key "b" results in miss (nil) set b "Good-bye" EX 5 // Set key "b" with a string value and a 5 second expiration get b "Good-bye" // wait 5 seconds get b (nil) // key has expired, nothing returned quit // Exit from valkey-cli

Secure Sockets Layer (SSL) 暗号化 (転送中の暗号化) が有効なノードまたはクラスターへの接続については、「ElastiCache の転送時の暗号化 (TLS)」を参照してください。

Memcached ノードに接続する

Memcached クラスターに接続を試みる前に、ノードのエンドポイントが必要です。エンドポイントを見つけるには、以下を参照してください。

次の例では、telnet ユーティリティを使用して Memcached を実行しているノードに接続します。

注記

Memcached およびその使用可能なコマンドの詳細については、Memcached のウェブサイトを参照してください。

telnet を使用してノードに接続するには
  1. 選択した接続ユーティリティを使用して、Amazon EC2 インスタンスに接続します。

    注記

    Amazon EC2 インスタンスに接続する方法については、「Amazon EC2 入門ガイド」を参照してください。

  2. Amazon EC2 インスタンスで [Telnet] ユーティリティをダウンロードしてインストールします。Amazon EC2 インスタンス インスタンスのコマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力し、コマンドプロンプトで「y」と入力します。

    sudo yum install telnet

    以下のような出力が表示されます。

    Loaded plugins: priorities, security, update-motd, upgrade-helper Setting up Install Process Resolving Dependencies --> Running transaction check ...(output omitted)... Total download size: 63 k Installed size: 109 k Is this ok [y/N]: y Downloading Packages: telnet-0.17-47.7.amzn1.x86_64.rpm | 63 kB 00:00 ...(output omitted)... Complete!
  3. Amazon EC2 インスタンスのコマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。この例に示されているノードのエンドポイントを、使用するノードのエンドポイントに置き換えてください。

    telnet mycachecluster.eaogs8.0001.usw2.cache.amazonaws.com 11211

    以下のような出力が表示されます。

    Trying 128.0.0.1... Connected to mycachecluster.eaogs8.0001.usw2.cache.amazonaws.com. Escape character is '^]'. >
  4. Memcached コマンドを実行して接続をテストします。

    これで、ノードに接続され、Memcached のコマンドを実行できます。次に例を示します。

    set a 0 0 5 // Set key "a" with no expiration and 5 byte value hello // Set value as "hello" STORED get a // Get value for key "a" VALUE a 0 5 hello END get b // Get value for key "b" results in miss END >