SYS.AUD$ テーブルの監査を有効にする - Amazon Relational Database Service

SYS.AUD$ テーブルの監査を有効にする

データベースの監査証跡テーブル SYS.AUD$ の監査を有効にするには、Amazon RDS プロシージャ rdsadmin.rdsadmin_master_util.audit_all_sys_aud_table を使用します。サポートされている監査プロパティは、ALL のみです。個々のステートメントまたはオペレーションは監査することもしないこともできません。

監査の有効化は、次のバージョンを実行している Oracle DB インスタンスでサポートされています。

  • Oracle Database 21c (21.0.0)

  • Oracle Database 19c (19.0.0)

audit_all_sys_aud_table プロシージャには以下のパラメータがあります。

パラメータ名 データ型 デフォルト 必須 説明

p_by_access

boolean

true

いいえ

true を監査するには、BY ACCESS に設定します。false を監査するには、BY SESSION に設定します。

以下のクエリでは、データベースの SYS.AUD$ に対する現在の監査設定が返ります。

SELECT * FROM DBA_OBJ_AUDIT_OPTS WHERE OWNER='SYS' AND OBJECT_NAME='AUD$';

以下のコマンドでは、ALL SYS.AUD$BY ACCESS の監査を有効にします。

EXEC rdsadmin.rdsadmin_master_util.audit_all_sys_aud_table; EXEC rdsadmin.rdsadmin_master_util.audit_all_sys_aud_table(p_by_access => true);

以下のコマンドでは、ALL SYS.AUD$BY SESSION の監査を有効にします。

EXEC rdsadmin.rdsadmin_master_util.audit_all_sys_aud_table(p_by_access => false);

詳細については、Oracle ドキュメントの「AUDIT (従来の監査)」を参照してください。