pgAudit 拡張機能のリファレンス
このセクションにリストされている 1 つまたは複数のパラメータを変更することで、監査ログに必要な詳細レベルを指定できます。
pgAudit 動作の制御
監査ログは、次のテーブルに示す 1 つ以上のパラメータを変更することで制御できます。
パラメータ | 説明 |
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| セッション監査ログ記録によってログに記録されるステートメントのクラスを指定します。許容値には、ddl、関数、その他、読み取り、ロール、書き込み、なし、すべてが含まれます。(詳しくは、「pgaudit.log パラメータの許容設定のリスト」を参照してください)。 |
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オンにすると (1 に設定)、ステートメント内のすべてのリレーションが pg_catalog 内にある場合に、ステートメントを監査証跡に追加します。 |
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ログエントリに使用されるログレベルを指定します。指定できる値は debug5、debug4、debug3、debug2、debug1、info、notice、warning、log です。 |
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オン (1 に設定) すると、ステートメントとともに渡されたパラメータが監査ログに記録されます。 |
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オンにすると (1 に設定)、セッションの監査ログで、SELECT ステートメントまたは DML ステートメントで参照されるリレーション (TABLE、VIEW など) ごとに個別のログエントリが作成されます。 |
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ログ記録に、ステートメントテキストとパラメータを、ステートメントとサブステートメントの組み合わせの最初のログエントリとともに含めるか、すべてのエントリとともに含めるかを指定します。 |
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オブジェクト監査ログ記録に使用するマスターロールを指定します。唯一許容されるエントリは |
pgaudit.log
パラメータの許容設定のリスト
Value | 説明 |
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なし | これがデフォルトです。データベースの変更は記録されません。 |
すべて | すべてをログに記録します (読み取り、書き込み、関数、ロール、DDL、その他)。 |
ddl |
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関数 | 関数呼び出し、および |
misc |
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read |
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ロール |
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書き込み |
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セッション監査で複数のイベントタイプをログ記録するには、カンマ区切りリストを使用します。すべてのイベントタイプをログ記録するには、pgaudit.log
を ALL
に設定します。DB インスタンスを再起動して、変更を適用します。
オブジェクト監査では、監査のログ記録を絞り込み、特定のリレーションを操作できます。例えば、1 つまたは複数のテーブルで、READ
オペレーションのログ記録を監査するよう指定できます。