Amazon RDS for Microsoft SQL Server ログの使用方法
Amazon RDS コンソールを使用して、SQL Server エージェントのログ、Microsoft SQL Server のエラーログ、SQL Server Reporting Services (SSRS) のログを表示、監視、ダウンロードすることができます。
ログファイルの監視
Amazon RDS コンソールでログを表示すると、その時点で存在しているログの内容を表示できます。コンソールでログを監視すると、動的な状態でログが表示され、ほぼリアルタイムでログの更新を確認できます。
監視の対象としてアクティブになるのは最新のログのみです。例えば、以下に示すようなログがあるとします。
最新のログである log/ERROR のみがアクティブに更新されています。他のログを表示することもできますが、静的であり、更新されません。
ログファイルのアーカイブ
Amazon RDS コンソールには、過去 1 週間と当日のログが表示されます。ログをダウンロードしてアーカイブし、過去のリファレンスとして保持できます。ログをアーカイブする方法の 1 つとして、Amazon S3 バケットにログをロードする方法があります。Amazon S3 バケットをセットアップしてファイルをアップロードする方法については、Amazon Simple Storage Service 入門ガイドの「Amazon S3 の基礎」を参照し、[開始方法] をクリックしてください。
エラーログとエージェントログの表示
Microsoft SQL Server のエラーログおよびエージェントログを表示するには、以下のパラメータで Amazon RDS ストアドプロシージャ rds_read_error_log
を使用します。
-
@index
– 取得するログのバージョン。デフォルト値は 0 で、現在のエラーログを取得します。以前のログを取得するには 1、さらにもう一つ前のログを取得するには 2、という方法で指定します。 -
@type
– 取得するログのタイプ。エラーログを取得するには、1 を指定します。エージェントログを取得するには、2 を指定します。
以下の例では現在のエラーログをリクエストします。
EXEC rdsadmin.dbo.rds_read_error_log @index =
0
, @type =1
;
SQL Server エラーの詳細については、Microsoft ドキュメントの Database engine errors