RDS for Oracle DB インスタンスクラス - Amazon Relational Database Service

RDS for Oracle DB インスタンスクラス

RDS for Oracle DB インスタンスの計算とメモリの容量は、インスタンスクラスによって決まります。必要な DB インスタンスクラスは、処理能力とメモリの要件によって異なります。

サポートされている RDS for Oracle DB インスタンスクラス

サポートされる RDS for Oracle インスタンスクラスは、RDS DB インスタンスクラスのサブセットです。RDS インスタンスクラスの完全なリストについては、「 DB インスタンスクラス」を参照してください。

RDS for Oracle 事前設定 DB インスタンスクラス

RDS for Oracle では、追加のメモリ、ストレージ、および vCPU あたりの I/O 数を必要とするワークロード向けに事前設定されたインスタンスクラスも提供しています。これらのインスタンスクラスでは、以下の命名規則が使用されます。

db.r5b.instance_size.tpcthreads_per_core.memratio db.r5.instance_size.tpcthreads_per_core.memratio

以下は、追加のメモリが事前設定されたインスタンスクラスの例です。

db.r5b.4xlarge.tpc2.mem2x

前述のインスタンスクラス名の構成要素は次のとおりです。

  • db.r5b.4xlarge – インスタンスクラスの名前。

  • tpc2 – コアごとのスレッド。値が 2 である場合、マルチスレッドがオンであることを意味します。1 の値は、マルチスレッドがオフであることを意味します。

  • mem2x – そのインスタンスクラスの標準メモリに対する追加メモリの比率。この例では、最適化によって標準の db.r5.4xlarge DB インスタンスの 2 倍のメモリが提供されています。

RDS for Oracle でサポートされているエディション、インスタンスクラス、ライセンスの組み合わせ

RDS コンソールを使用している場合は、[データベースの作成] を選択し、別のオプションを指定することで、特定のエディション、インスタンスクラス、ライセンスの組み合わせがサポートされているかどうかを確認できます。AWS CLI で、以下のコマンドを実行できます。

aws rds describe-orderable-db-instance-options --engine engine-type --license-model license-type

次の表は、RDS for Oracle でサポートされているすべてのエディション、インスタンスクラス、ライセンスタイプの一覧です。メモリ属性の各タイプの詳細については、RDS for Oracle インスタンスタイプを参照してください。料金の詳細については、「Amazon RDS for Oracle の料金」を参照してください。

Oracle エディション Oracle Database 19c 以降

Enterprise Edition (EE)

Bring-Your-Own-License (BYOL)

スタンダードインスタンスクラス

db.m6i.large–db.m6i.4xlarge

db.m5d.large–db.m5d.24xlarge

db.m5.large-db.m5.24xlarge

メモリ最適化インスタンスクラス

db.r6i.8xlarge.tpc2.mem4x

db.r6i.8xlarge.tpc2.mem3x

db.r6i.6xlarge.tpc2.mem4x

db.r6i.4xlarge.tpc2.mem4x

db.r6i.4xlarge.tpc2.mem3x

db.r6i.4xlarge.tpc2.mem2x

db.r6i.2xlarge.tpc2.mem8x

db.r6i.2xlarge.tpc2.mem4x

db.r6i.2xlarge.tpc1.mem2x

db.r6i.xlarge.tpc2.mem4x

db.r6i.xlarge.tpc2.mem2x

db.r6i.large.tpc1.mem2x

db.r6i.large–db.r6i.32xlarge

db.r5d.large–db.r5d.24xlarge

db.r5b.8xlarge.tpc2.mem3x

db.r5b.6xlarge.tpc2.mem4x

db.r5b.4xlarge.tpc2.mem4x

db.r5b.4xlarge.tpc2.mem3x

db.r5b.4xlarge.tpc2.mem2x

db.r5b.2xlarge.tpc2.mem8x

db.r5b.2xlarge.tpc2.mem4x

db.r5b.2xlarge.tpc1.mem2x

db.r5b.xlarge.tpc2.mem4x

db.r5b.xlarge.tpc2.mem2x

db.r5b.large.tpc1.mem2x

db.r5b.large–db.r5b.24xlarge

db.r5.12xlarge.tpc2.mem2x

db.r5.8xlarge.tpc2.mem3x

db.r5.6xlarge.tpc2.mem4x

db.r5.4xlarge.tpc2.mem4x

db.r5.4xlarge.tpc2.mem3x

db.r5.4xlarge.tpc2.mem2x

db.r5.2xlarge.tpc2.mem8x

db.r5.2xlarge.tpc2.mem4x

db.r5.2xlarge.tpc1.mem2x

db.r5.xlarge.tpc2.mem4x

db.r5.xlarge.tpc2.mem2x

db.r5.large.tpc1.mem2x

db.r5.large–db.r5.24xlarge

db.x2iedn.xlarge–db.x2iedn.32xlarge

db.x2iezn.2xlarge–db.x2iezn.12xlarge

db.x2idn.16xlarge–db.x2idn.32xlarge

db.x1e.xlarge–db.x1e.32xlarge

db.x1.16xlarge–db.x1.32xlarge

db.z1d.large–db.z1d.12xlarge

バーストパフォーマンスインスタンスクラス

db.t3.small–db.t3.2xlarge

Standard Edition 2 (SE2)

Bring-Your-Own-License (BYOL)

スタンダードインスタンスクラス

db.m6i.large–db.m6i.4xlarge

db.m5d.large–db.m5d.4xlarge

db.m5.large-db.m5.4xlarge

メモリ最適化インスタンスクラス

db.r6i.4xlarge.tpc2.mem4x

db.r6i.4xlarge.tpc2.mem3x

db.r6i.4xlarge.tpc2.mem2x

db.r6i.2xlarge.tpc2.mem8x

db.r6i.2xlarge.tpc2.mem4x

db.r6i.2xlarge.tpc1.mem2x

db.r6i.xlarge.tpc2.mem4x

db.r6i.xlarge.tpc2.mem2x

db.r6i.large.tpc1.mem2x

db.r6i.large–db.r6i.4xlarge

db.r5d.large–db.r5d.4xlarge

db.r5b.large–db.r5b.4xlarge

db.r5.4xlarge.tpc2.mem4x

db.r5.4xlarge.tpc2.mem3x

db.r5.4xlarge.tpc2.mem2x

db.r5.2xlarge.tpc2.mem8x

db.r5.2xlarge.tpc2.mem4x

db.r5.2xlarge.tpc1.mem2x

db.r5.xlarge.tpc2.mem4x

db.r5.xlarge.tpc2.mem2x

db.r5.large.tpc1.mem2x

db.r5.large–db.r5.4xlarge

db.x2iedn.xlarge–db.x2iedn.4xlarge

db.x2iezn.2xlarge–db.x2iezn.4xlarge

db.z1d.large–db.z1d.3xlarge

バーストパフォーマンスインスタンスクラス

db.t3.small–db.t3.2xlarge

Standard Edition 2 (SE2)

ライセンス込み

スタンダードインスタンスクラス

db.m5.large-db.m5.4xlarge

メモリ最適化インスタンスクラス

db.r6i.large–db.r6i.4xlarge

db.r5.large–db.r5.4xlarge

バーストパフォーマンスインスタンスクラス

db.t3.small–db.t3.2xlarge

注記

すべてのBYOL のお客様は、ライセンス契約を調べて、Amazon RDS for Oracle の廃止の影響について評価することをお勧めします。RDS for Oracle によってサポートされている DB インスタンスクラスのコンピューティング性能については、「 DB インスタンスクラス」および「RDS for Oracle で DB インスタンスクラスのプロセッサを設定する」を参照してください。

注記

非推奨の DB インスタンスクラスを使用していた DB インスタンスの DB スナップショットがある場合、DB スナップショットを復元する際に、非推奨ではない DB インスタンスクラスを選択できます。詳細については、「DB インスタンスへの復元」を参照してください。

非推奨の RDS for Oracle DB インスタンスクラス

以下 のDB インスタンスクラスは、RDS for Oracle で非推奨となっています。

  • db.m1、db.m2、db.m3、db.m4

  • db.t1、db.t2

  • db.r1、db.r2、db.r3、db.r4

前出の DB インスタンスは、パフォーマンスに優り、一般に低いコストで利用可能な DB インスタンスと置き換えられています。非推奨となった DB インスタンスクラスを使用する DB インスタンスがある場合、以下のオプションがあります。

  • Amazon RDS が、非推奨になっていない同等の DB インスタンスクラスを使用するように、各 DB インスタンスを自動的に変更できるようにします。非推奨のタイムラインについては、「DB インスタンスクラスタイプ」を参照してください。

  • DB インスタンスを変更することで、DB インスタンスクラスを変更できます。詳細については、「Amazon RDS DB インスタンスを変更する」を参照してください。

非推奨の DB インスタンスクラスを使用していた DB インスタンスの DB スナップショットがある場合、DB スナップショットを復元する際に、非推奨ではない DB インスタンスクラスを選択できます。詳細については、「DB インスタンスへの復元」を参照してください。