トランスポータブルデータベースの関数リファレンス - Amazon Relational Database Service

トランスポータブルデータベースの関数リファレンス

transport.import_from_server 関数は、PostgreSQL データベースを移行元 DB インスタンスから移行先 DB インスタンスにインポートします。これは、物理的なデータベース接続移行メカニズムを使って実行されます。

この関数は、移行元と移行先の DB インスタンスが同じバージョンであり、移行のための互換性があることを、移行の開始前に確認します。また、移行先の DB インスタンスに、移行元のサイズに見合うの十分な領域があることも確認します。

[Syntax] (構文)

transport.import_from_server( host text, port int, username text, password text, database text, local_password text, dry_run bool )

戻り値

なし。

パラメータ

transport.import_from_server 関数パラメータの説明に関しては、以下のテーブルをご参照ください。

Parameter 説明
host

移行元 DB インスタンスのエンドポイント。

port 整数は、移行元 DB インスタンスを表しています。

PostgreSQL DB インスタンスは、通常ポート 5432 を使います。

username

移行元 DB インスタンスのユーザー。このユーザーは、rds_superuser ロールのメンバーでなければなりません。

password

移行元 DB インスタンスのユーザーパスワード。

database

移行する移行元 DB インスタンスのデータベース名。

local_password

移行先 DB インスタンスの現在のユーザーのローカルパスワード。このユーザーは、rds_superuser ロールのメンバーでなければなりません。

dry_run

リハーサルを実施するかどうかを判断する任意のブール値。デフォルトは、false で、移行を実行することを意味します。

実際に移行せずに、移行元と移行先 DB インスタンスの互換性を確認するには、dry_runtrue に設定します。

例については、「 移行元から移行先への PostgreSQL データベースの転送」を参照してください。