Trusted Language Extensions for PostgreSQL の概要 - Amazon Relational Database Service

Trusted Language Extensions for PostgreSQL の概要

Trusted Language Extensions for PostgreSQL は PostgreSQL 拡張機能で、他の PostgreSQL 拡張機能をセットアップするのと同じ方法で RDS for PostgreSQL DB インスタンスにインストールします。pgAdmin クライアントツールのサンプルデータベースの次の画像では、pg_tle 拡張機能を構成するコンポーネントの一部を確認できます。

TLE 開発キットを占めるコンポーネントの一部を示す画像

以下の詳細を表示できます。

  1. Trusted Language Extensions (TLE) for PostgreSQL 開発キットは pg_tle 拡張機能としてパッケージ化されています。そのため、pg_tle がインストールされているデータベースで使用可能な拡張機能にそれが追加されます。

  2. TLE には独自のスキーマ、pgtle があります。このスキーマには、作成した拡張機能をインストールおよび管理するためのヘルパー関数 (3) が含まれています。

  3. TLE には、拡張機能のインストール、登録、管理のためのヘルパー関数が十数種類用意されています。これらの関数の詳細については、「Trusted Language Extensions for PostgreSQL の関数リファレンス」を参照してください。

pg_tle 拡張機能のその他のコンポーネントには、以下のものが含まれています。

  • pgtle_admin ロールpgtle_admin ロールは、pg_tle 拡張機能のインストール時に作成されます。この役職には特権があり、そのように扱われる必要があります。データベースユーザーに pgtle_admin ロールを付与する場合は、最小特権の原則に従うことを強くお勧めします。つまり、postgres のような新しい TLE 拡張機能の作成、インストール、管理が許可されているデータベースユーザーにのみ pgtle_admin ロールを付与します。

  • pgtle.feature_info テーブルpgtle.feature_info テーブルは保護されたテーブルで、TLE、フック、およびそれらが使用するカスタムストアドプロシージャと関数に関する情報が含まれています。pgtle_admin権限がある場合は、以下の Trusted Language Extensions の関数を使用して、テーブル内の情報を追加および更新します。