MariaDB リードレプリカのモニタリング - Amazon Relational Database Service

MariaDB リードレプリカのモニタリング

MariaDB のリードレプリカでは、Amazon CloudWatch で Amazon RDS の ReplicaLag メトリクスを確認することでレプリケーションの遅延をモニタリングできます。ReplicaLag メトリクスには、Seconds_Behind_Master コマンドの SHOW REPLICA STATUS フィールドの値が報告されます。

注記

MariaDB の旧バージョンは、SHOW SLAVE STATUS ではなく SHOW REPLICA STATUS を使用していました。10.5 より前の MariaDB バージョンを使用している場合は、SHOW SLAVE STATUS を使用します。

MariaDB のレプリケーション遅延の一般的な原因は以下のとおりです。

  • ネットワークが停止している。

  • リードレプリカで、インデックスがあるテーブルに書き込んでいる。read_only パラメータがリードレプリカで 0 に設定されていない場合、レプリケーションが中断されることがあります。

  • MyISAM などの非トランザクションストレージエンジンを使用している。レプリケーションは、MariaDB 上の InnoDB ストレージエンジンでのみサポートされます。

ReplicaLag メトリックが 0 に達すると、レプリカがソース DB インスタンスに追いついています。ReplicaLag メトリクスにより -1 が返された場合、レプリケーションは現在アクティブではありません。ReplicaLag​ = -1 は Seconds_Behind_Master = NULL と同等です。