汎用 SSD (gp3) ストレージの設定変更 - Amazon Relational Database Service

汎用 SSD (gp3) ストレージの設定変更

Amazon RDS コンソール、AWS CLI、または Amazon RDS API を使用して、汎用 SSD (gp3) ストレージを使用する DB インスタンスの設定を変更できます。必要なストレージタイプ、割り当て済みストレージ、プロビジョンド IOPS の量、ストレージのスループットを指定します。

DB インスタンスのプロビジョンド IOPS の量とストレージスループットを減らすことはできますが、ストレージサイズを減らすことはできません。

ほとんどの場合、ストレージをスケーリングしても停止する必要はありません。DB インスタンスのストレージ IOPS を変更すると、DB インスタンスのステータスは storage-optimization になります。ストレージの最適化中は、レイテンシーが高くなることが予想されますが、それでも数ミリ秒の範囲内です。ストレージ変更後、DB インスタンスは完全に動作します。

注記

インスタンスでストレージの最適化が完了してから 6 時間後まではストレージをこれ以上変更することはできません。

各データベースエンジンで使用できる割り当て済みストレージ、プロビジョンド IOPS、ストレージのスループットの範囲については、「gp3 ストレージ (推奨)」を参照してください。

DB インスタンスのストレージのパフォーマンス設定を変更するには
  1. AWS Management Console にサインインし、Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[データベース] を選択します。

    DB インスタンスの一覧をフィルターするには、[Filter databases (データベースのフィルター)] に、結果をフィルターするために使用する Amazon RDS のテキスト文字列を入力します。その文字列を名前に含む DB インスタンスのみが表示されます。

  3. 変更する gp3 ストレージを使用する DB インスタンスを選択します。

  4. Modify を選択します。

  5. [Modify DB Instance] (DB インスタンスの変更) ページで、[Storage type] (ストレージタイプ) に汎用 SSD (gp3) を選択し、次の操作を行います。

    1. プロビジョンド IOPS で、値を選択します。

      ストレージの割り当て または プロビジョンド IOPS で指定した値が、他のパラメータでサポートされている制限を超えている場合、警告メッセージが表示されます。このメッセージには他のパラメータで必要な値の範囲が表示されます。

    2. ストレージスループット で値を選択します。

      プロビジョンド IOPS またはストレージのスループットで指定した値が、他のパラメータでサポートされている制限を超えている場合、警告メッセージが表示されます。このメッセージには他のパラメータで必要な値の範囲が表示されます。

  6. [Continue] (続行) をクリックします。

  7. DB インスタンスの変更をすぐに適用するには、[Scheduling of modifications] (変更のスケジュール) セクションの [Apply immediately] (すぐに適用) を選択します。または、[次に予定されるメンテナンスウィンドウ中に適用します] を選択して、次のメンテナンスウィンドウ中に変更を適用します。

  8. 変更するパラメータを確認し、[Modify DB instance] (DB インスタンスの変更) を選択して変更を完了します。

    プロビジョンド IOPS の新しい値が ステータス 列に表示されます。

DB インスタンスのストレージのパフォーマンス設定を変更するには、AWS CLI コマンド modify-db-instance を使用します。以下のパラメータを設定します。

  • --storage-type – 汎用 SSD (gp3) の場合は gp3 に設定します。

  • --allocated-storage – DB インスタンスに割り当てるストレージの量 (ギビバイト単位)。

  • --iops – DB インスタンスのプロビジョンド IOPS の新しい値。1 秒あたりの I/O オペレーション数で表されます。

  • --storage-throughput – DB インスタンスの新しいストレージスループットで、MIBP で表します。

  • --apply-immediately--apply-immediately を使用して、すぐに変更を適用します。--no-apply-immediately (デフォルト) を使用して、次のメンテナンスウィンドウ中に変更を適用します。

DB インスタンスのストレージのパフォーマンス設定を変更するには、Amazon RDS API オペレーション ModifyDBInstance を使用します。以下のパラメータを設定します。

  • StorageType – 汎用 SSD (gp3) の場合は gp3 に設定します。

  • AllocatedStorage – DB インスタンスに割り当てるストレージの量 (ギビバイト単位)。

  • Iops – DB インスタンスの新しい IOPS レート。1 秒あたりの I/O オペレーション数で表されます。

  • StorageThroughput – DB インスタンスの新しいストレージスループットで、MIBP で表します。

  • ApplyImmediately – このオプションを True に設定して、すぐに変更を適用します。または False (デフォルト) を設定して、次のメンテナンスウィンドウ中にストレージの変更を適用します。