RDS for SQL Server のメジャーバージョンアップグレード - Amazon Relational Database Service

RDS for SQL Server のメジャーバージョンアップグレード

Amazon RDS は、現在次のメジャーバージョンの Microsoft SQL Server DB インスタンスへのアップグレードをサポートしています。

SQL Server 2008 を除く任意のバージョンから既存の DB インスタンスを SQL Server 2017 または 2019 にアップグレードできます。SQL Server 2008 からアップグレードするには、他のいずれかのバージョンにアップグレードしてください。

現在のバージョン サポートされているアップグレードバージョン

SQL Server 2019

SQL Server 2022

SQL Server 2017

SQL Server 2022

SQL Server 2019

SQL Server 2016

SQL Server 2022

SQL Server 2019

SQL Server 2017

次の例に示すような AWS CLI クエリを使用して、データベースエンジンのバージョン別に利用できるアップグレードを見つけることができます。

Linux、macOS、Unix の場合:

aws rds describe-db-engine-versions \ --engine sqlserver-se \ --engine-version 14.00.3281.6.v1 \ --query "DBEngineVersions[*].ValidUpgradeTarget[*].{EngineVersion:EngineVersion}" \ --output table

Windows の場合:

aws rds describe-db-engine-versions ^ --engine sqlserver-se ^ --engine-version 14.00.3281.6.v1 ^ --query "DBEngineVersions[*].ValidUpgradeTarget[*].{EngineVersion:EngineVersion}" ^ --output table

出力は、バージョン 14.00.3281.6 を利用可能な最新の SQL Server 2017 または 2019 バージョンにアップグレードできることを示しています。

-------------------------- |DescribeDBEngineVersions| +------------------------+ | EngineVersion | +------------------------+ | 14.00.3294.2.v1 | | 14.00.3356.20.v1 | | 14.00.3381.3.v1 | | 14.00.3401.7.v1 | | 14.00.3421.10.v1 | | 14.00.3451.2.v1 | | 15.00.4043.16.v1 | | 15.00.4073.23.v1 | | 15.00.4153.1.v1 | | 15.00.4198.2.v1 | | 15.00.4236.7.v1 | +------------------------+

データベース互換性レベル

Microsoft SQL Server データベース互換性レベルを使用して、いくつかのデータベースの動作を調整し、以前のバージョンの SQL Server を模倣することができます。詳細については、Microsoft ドキュメントの「互換性レベル」を参照してください。DB インスタンスをアップグレードしても、既存のすべてのデータベースは元の互換性レベルのままとなります。

ALTER DATABASE コマンドを使用して、データベースの互換性レベルを変更できます。例えば、customeracct という名前のデータベースが、SQL Server 2016 との互換性を持つように変更するには、次のコマンドを発行します。

ALTER DATABASE customeracct SET COMPATIBILITY_LEVEL = 130