Amazon RDS の高可用性を実現するマルチ AZ DB エンドポイントの仕組み - Amazon Relational Database Service

Amazon RDS の高可用性を実現するマルチ AZ DB エンドポイントの仕組み

高可用性が重要であるマルチ AZ DB クラスターでは、ライターエンドポイントを読み取り/書き込み接続や汎用接続に使用し、リーダーエンドポイントを読み取り専用接続に使用します。ライターエンドポイントとリーダーエンドポイントは、インスタンスエンドポイントよりも DB インスタンスのフェイルオーバーを適切に管理します。インスタンスエンドポイントとは異なり、ライターエンドポイントとリーダーエンドポイントは、クラスター内の DB インスタンスが利用できなくなった場合に、接続先の DB インスタンスを自動的に変更します。

DB クラスターのライター DBインスタンスが失敗した場合、 Amazon RDS は新しいライター DB インスタンスに自動的にフェイルオーバーします。これは、リーダー DB インスタンスを新しいライター DB インスタンスに昇格させることによって行われます。フェイルオーバーが発生した場合、ライターエンドポイントを使用して、新しく昇格させたライター DB インスタンスに再接続できます。または、リーダーエンドポイントを使用して DB クラスター内のリーダー DB インスタンスの 1 つに再接続することもできます。フェイルオーバー中に、リーダー DB インスタンスが新しいライター DB インスタンスに昇格された後、リーダーエンドポイントが DB クラスターの新しいライター DB インスタンスへの接続を短時間指示する場合があります。インスタンスエンドポイントへの接続を管理するように独自のアプリケーションロジックを設計する場合は、DB クラスター内の使用可能な DB インスタンスの結果セットを手動またはプログラムで検出できます。