アクティブ/アクティブクラスターに必要なパラメータ設定 - Amazon Relational Database Service

アクティブ/アクティブクラスターに必要なパラメータ設定

Amazon RDS for MySQL でアクティブ/アクティブクラスターのパラメータを設定することは、一貫したパフォーマンスと運用上の安定性を維持するために不可欠です。この表では、レプリケーション、競合解決、ワークロード分散を制御する主要なパラメータについて詳しく説明します。正しい設定により、ノード間の効率的な同期を確保し、レプリケーションの遅延を最小限に抑え、分散環境またはトラフィックの多い環境でのリソース使用率を最適化できます。

パラメータ 説明 必須の設定

binlog_format

バイナリログ形式を設定します。RDS for MySQL のデフォルト値は MIXED です。詳細については、MySQL ドキュメントを参照してください。

ROW

enforce_gtid_consistency

ステートメント実行に GTID 整合性を適用します。RDS for MySQL のデフォルト値は OFF です。詳細については、MySQL ドキュメントを参照してください。

ON

group_replication_group_name

グループレプリケーション名を UUID に設定します。UUID の形式は 11111111-2222-3333-4444-555555555555 です。MySQL DB インスタンスに接続して SELECT UUID() を実行することで、MySQL UUID を生成できます。値は、アクティブ/アクティブクラスター内のすべての DB インスタンスで同じである必要があります。詳細については、MySQL ドキュメントを参照してください。

MySQL UUID

gtid-mode

GTID ベースのログ記録を制御します。RDS for MySQL のデフォルト値は OFF_PERMISSIVE です。詳細については、MySQL ドキュメントを参照してください。

ON

rds.custom_dns_resolution

VPC 内の Amazon DNS サーバーからの DNS 解決を許可するかどうかを指定します。DNS 解決は、グループレプリケーションが rds.group_replication_enabled パラメータで有効になっているときに有効である必要があります。グループレプリケーションが rds.group_replication_enabled パラメータで無効になっているときに DNS 解決を有効にすることはできません。詳細については、「Amazon VPC ユーザーガイド」の「Amazon DNS サーバー」を参照してください。

1

rds.group_replication_enabled

DB インスタンスでグループレプリケーションを有効にするかどうかを指定します。グループレプリケーションは、アクティブ/アクティブクラスターの DB インスタンスで有効にする必要があります。

1

slave_preserve_commit_order

レプリカでトランザクションをコミットする順序を制御します。RDS for MySQL のデフォルト値は ON です。詳細については、MySQL ドキュメントを参照してください。

ON