この手順を完了するには、オブジェクトが含まれていて、ディレクトリバケットと同じ AWS リージョンにある汎用バケットが必要です。
Amazon S3 でディレクトリバケットを作成した後、Amazon S3 コンソールでインポートアクションを使用して新しいバケットにデータを入力できます。インポートを使用すると、データをインポートするプレフィックスまたは汎用バケットを選択することで、コピーするすべてのオブジェクトを個々に指定する必要がなくなるため、ディレクトリバケットへのデータのコピーが容易になります。インポートでは、選択したプレフィックスまたは汎用バケット内のオブジェクトをコピーする S3 バッチオペレーションが使用されます。コピーのインポートジョブの進行状況は、S3 バッチオペレーションジョブの詳細ページからモニタリングできます。
インポートアクションを使用するには
AWS Management Console にサインインし、Amazon S3 コンソール https://console.aws.amazon.com/s3/
を開きます。 ページ上部にあるナビゲーションバーで、現在表示されている AWS リージョン の名前をクリックします。次に、ディレクトリバケットがあるアベイラビリティーゾーンに関連付けられたリージョンを選択します。
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左のナビゲーションペインで、[ディレクトリバケット] を選択します。
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オブジェクトをインポートする先のバケットの名前の隣にあるオプションボタンをクリックします。
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[インポート] を選択します。
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[ソース] には、インポートするオブジェクトを含む汎用バケット (またはプレフィックスを含むバケットパス) を入力します。リストから既存の汎用バケットを選択するには、[Browse S3] をクリックします。
[アクセス許可] セクションで、IAM ロールの自動生成を選択できます。または、リストから IAM ロールを選択するか、IAM ロール ARN を直接入力することもできます。
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Amazon S3 がユーザーに代わって新しい IAM ロールを作成できるようにするには、[新しい IAM ロールを作成] を選択します。
注記
ソースオブジェクトが AWS Key Management Service (AWS KMS) キーを使用したサーバー側の暗号化 (SSE-KMS) で暗号化されている場合は、[新しい IAM ロールを作成] オプションは選択せず、その代わりに、
kms:Decrypt
アクセス許可を持つ既存の IAM ロールを指定します。Amazon S3 は、このアクセス許可を使用してオブジェクトを復号化します。インポート処理中、Amazon S3 は Amazon S3 マネージドキー (SSE-S3) を使用してサーバー側の暗号化 (SSE-S3) でこれらのオブジェクトを再暗号化します。
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リストから既存の IAM ロールを選択するには、[既存の IAM ロールから選択] をクリックします。
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Amazon リソースネーム (ARN) を入力して既存の IAM ロールを指定するには、[IAM ロールの ARN の入力] をクリックして、対応するフィールドに ARN を入力します。
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[送信先] セクションと [コピーされたオブジェクトの設定] セクションに表示された情報を確認します。[送信先] セクションの情報が適切であれば、[インポート] をクリックしてコピージョブを開始します。
Amazon S3 コンソールでは、新しいジョブのステータスが [バッチオペレーション] ページに表示されます。ジョブの詳細については、ジョブ名の横にあるオプションボタンを選択して、[アクション] メニューで [詳細を表示] を選択します。オブジェクトのインポート先となるディレクトリバケットを開くには、[インポート先を表示] を選択します。