Storage Browser for S3 では、場所とは S3 バケットまたはプレフィックスのことで、S3 Access Grants、IAM ポリシー、または独自のマネージド認可サービスを使用して、エンドユーザーにアクセスを付与します。エンドユーザーが特定の場所にアクセスすることを認証したら、その場所内の任意のデータを操作できます。
Storage Browser for S3 ユーザーインターフェイスには、次の 4 つのメインビューがあります。
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ホームページ: ホームページには、ユーザーがアクセスできる S3 の場所と、それぞれのアクセス許可が一覧表示されます。これは、エンドユーザーがアクセスできるルートレベルの S3 リソースと、各 S3 の場所に対するアクセス許可 (READ/WRITE/READWRITE) を表示するユーザーの初期ビューです。
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場所の詳細: このビューでは、ユーザーは S3 内のファイルとフォルダを参照し、ファイルをアップロードまたはダウンロードできます。(Storage Browser for S3 では、オブジェクトはファイル、プレフィックスとバケットはフォルダと呼ばれます。)
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場所のアクション: ユーザーが Storage Browser でアクション ([アップロード] など) を選択すると、ファイルの場所の別のビューが開きます。
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縦の省略記号: 縦の省略記号のアイコンは、アクションのドロップダウンリストを開きます。
Storage Browser for S3 を使用する場合は、次の制限事項に注意してください。
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ドット (.) で始まる、または終わるフォルダはサポートされていません。
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WRITE のみのアクセス許可を持つ S3 Access Grants はサポートされていません。
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Storage Browser for S3 は、最大 160 GB のサイズのファイルに対する
PUT
オペレーションをサポートします。 -
Storage Browser for S3 は、5 GB 未満のファイルに対してのみ
COPY
オペレーションをサポートします。ファイルサイズが 5 GB を超えると、Storage Browser はリクエストに失敗します。