DynamoDB テーブルをアカウントから別のアカウントに移行する
Amazon DynamoDB テーブルをあるアカウントから別のアカウントに移行して、マルチアカウント戦略またはバックアップ戦略を実装できます。また、テスト、デバッグ、またはコンプライアンスを目的として移行を行うこともできます。一般的なユースケースは、各環境で異なる AWS アカウントが使用されている本番環境、ステージング環境、テスト環境、および開発環境間での DynamoDB テーブルのコピーです。
DynamoDB には、ある AWS アカウントから別のアカウントにテーブルを移行するための 2 つのオプションがあります。
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クロスアカウントバックアップと復元用の AWS Backup: AWS Backup は、フルマネージド型のバックアップサービスで、複数の AWS サービス間のバックアップを一元管理できます。クロスアカウントバックアップおよび復元機能を使用すると、あるアカウントで DynamoDB テーブルをバックアップして、同じ AWS Organization 内の別のアカウントにバックアップを復元できます。
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Amazon S3 への DynamoDB のエクスポートとインポート: Amazon S3 への DynamoDB のエクスポートとインポート機能を使用すると、Amazon S3 バケットへの完全なエクスポートを実行して、そのデータを別の AWS アカウントの新しいテーブルにインポートできます。このアプローチは、同じ AWS Organization の一部ではないアカウント間でのデータの移行が必要な場合や、AWS Backup を使用しない場合に適しています。
注記
Amazon S3 からのインポートでは、ローカルセカンダリインデックス (LSI) を使用しているテーブルはサポートされていませんが、グローバルセカンダリインデックス (GSI) はサポートされています。LSI および GSI の詳細については、「DynamoDB でのセカンダリインデックスを使用したデータアクセス性の向上」を参照してください。