このページは、2012 年にリリースされた当初のボールトと REST API を使用する、S3 Glacier サービスの既存のお客様を対象としたものです。
アーカイブストレージソリューションをお探しの場合は、Amazon S3 の S3 Glacier ストレージクラス (S3 Glacier Instant Retrieval、S3 Glacier Flexible Retrieval、S3 Glacier Deep Archive) を使用することをお勧めします。これらのストレージオプションの詳細については、「Amazon S3 ユーザーガイド」の「S3 Glacier ストレージクラス
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Amazon S3 Glacier で AWS SDK for .NET を使用してボールトメタデータを取得する
トピック
特定のボールトのボールトメタデータの取得
特定のボールトのメタデータおよび特定のAWSリージョン内のすべてのボールトのメタデータを取得することができます。以下に、AWS SDK for .NET の低レベル API を使用して特定のボールトのボールトメタデータを取得する手順を示します。
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AmazonGlacierClient
クラスのインスタンス(クライアント)を作成します。ボールトが属する AWS リージョンを指定する必要があります。このクライアントを使用して実行するすべてのオペレーションは、そのAWS リージョンに適用されます。
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DescribeVaultRequest
クラスのインスタンスを作成することにより、リクエスト情報を指定します。Amazon S3 Glacier (S3 Glacier) には、ボールト名とアカウント ID を指定する必要があります アカウント ID を指定しなかった場合には、リクエストに署名する際に使用した認証情報に関連付けられているアカウント ID が使用されます。詳細については、「Amazon S3 Glacier でのAWS SDK for .NETの使用」を参照してください。
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リクエストオブジェクトをパラメータとして指定して、
DescribeVault
メソッドを実行します。S3 Glacier が返すボールトメタデータ情報は、
DescribeVaultResult
オブジェクトで使用できます。
以下の C# コードスニペットは、前述の手順を示しています。このスニペットでは、米国西部(オレゴン)リージョン 内の既存のボールトのメタデータ情報を取得します。
AmazonGlacierClient client; client = new AmazonGlacierClient(Amazon.RegionEndpoint.USWest2); DescribeVaultRequest describeVaultRequest = new DescribeVaultRequest() { VaultName = "*** Provide vault name ***" }; DescribeVaultResponse describeVaultResponse = client.DescribeVault(describeVaultRequest); Console.WriteLine("\nVault description..."); Console.WriteLine( "\nVaultName: " + describeVaultResponse.VaultName + "\nVaultARN: " + describeVaultResponse.VaultARN + "\nVaultCreationDate: " + describeVaultResponse.CreationDate + "\nNumberOfArchives: " + describeVaultResponse.NumberOfArchives + "\nSizeInBytes: " + describeVaultResponse.SizeInBytes + "\nLastInventoryDate: " + describeVaultResponse.LastInventoryDate );
注記
基本となる REST API については、「ボールトの説明 (GET vault)」を参照してください。
リージョン内のすべてのボールトのボールトメタデータの取得
ListVaults
メソッドを使用して、特定のAWSリージョン内のすべてのボールトのメタデータを取得することもできます。
次の C# コードスニペットでは、米国西部(オレゴン)リージョン のボールトのリストを取得します。リクエストでは、レスポンスで返されるボールトの数を 5 に制限します。このコードスニペットでは、AWS リージョンのボールトのリスト全体を取得する一連の ListVaults
呼び出しを行います。
AmazonGlacierClient client; client = new AmazonGlacierClient(Amazon.RegionEndpoint.USWest2); string lastMarker = null; Console.WriteLine("\n List of vaults in your account in the specific AWS Region ..."); do { ListVaultsRequest request = new ListVaultsRequest() { Limit = 5, Marker = lastMarker }; ListVaultsResponse response = client.ListVaults(request); foreach (DescribeVaultOutput output in response.VaultList) { Console.WriteLine("Vault Name: {0} \tCreation Date: {1} \t #of archives: {2}", output.VaultName, output.CreationDate, output.NumberOfArchives); } lastMarker = response.Marker; } while (lastMarker != null);
このコードスニペットにおいて、リクエストの Limit
の値を指定しなかった場合、S3 Glacier は、S3 Glacier API に定められているように、最大 10 個のボールトを返します。
リスト内の各ボールトに対して返される情報は、特定のボールトに対して DescribeVault
メソッドを呼び出して取得する情報と同じであることに注意してください。
注記
ListVaults
メソッドは基本となる REST API を呼び出します (「ボールトのリスト (GET vaults)」を参照)。
例: AWS SDK for .NET の低レベル API を使用してボールトメタデータを取得する
コード例については、「例: AWS SDK for .NET の低レベル API を使用するボールトオペレーション」を参照してください。この C# コード例では、ボールトを作成し、ボールトメタデータを取得します。