API Gateway コンソールを使用してリソースで CORS を有効にする
API Gateway コンソールを使用して、作成した REST API リソース上の 1 つまたはすべてのメソッドに対する CORS サポートを有効にできます。COR サポートを有効にしたら、統合パススルーの動作を NEVER
に設定します。この場合、マッピングされていないコンテンツタイプのメソッドリクエストは、HTTP 415 Unsupported Media Type レスポンスで拒否されます。詳細については、「統合パススルーの動作」を参照してください。
重要
リソースには子リソースを含めることができます。リソースおよびそのメソッドに対する CORS サポートを有効にしても、子リソースおよびそのメソッドに対して再帰的に有効になるわけではありません。
REST API リソースで CORS サポートを有効にするには
https://console.aws.amazon.com/apigateway
で API Gateway コンソールにサインインします。 -
APIを選択します。
-
[リソース] のリソースを選択します。
-
[リソースの詳細] セクションで、[CORS の有効化] を選択します。
-
[CORS の有効化] フォームで、以下の操作を行います。
-
(オプション) カスタムゲートウェイレスポンスを作成し、そのレスポンスの CORS サポートを有効にする場合は、ゲートウェイレスポンスを選択します。
-
それぞれのメソッドを選択して CORS サポートを有効にします。
OPTION
メソッドでは CORS が有効になっている必要があります。ANY
メソッドの CORS サポートを有効にすると、すべてのメソッドで CORS が有効になります。 -
[Access-Control-Allow-Headers] 入力フィールドに、クライアントがリソースの実際のリクエストで送信する必要があるヘッダーのカンマ区切りリストの静的な文字列を入力します。コンソールで提供されたヘッダーのリスト
'Content-Type,X-Amz-Date,Authorization,X-Api-Key,X-Amz-Security-Token'
を使用するか、独自のヘッダーを指定します。 -
コンソールで提供された値
'*'
を [Access-Control-Allow-Origin] ヘッダー値として使用してすべてのオリジンからのアクセスリクエストを許可するか、リソースへのアクセスを許可するオリジンを指定します。 -
[Save] を選択します。
重要
上記の手順をプロキシ統合の
ANY
メソッドに適用すると、適切な CORS ヘッダーは設定されません。代わりに、バックエンドはAccess-Control-Allow-Origin
などの適切な CORS ヘッダーを返す必要があります。 -
GET
メソッドで CORS を有効にすると、すでに追加されていない場合は OPTIONS
メソッドがリソースに追加されます。200
メソッドの OPTIONS
レスポンスは、プリフライトハンドシェイクを満たすため 3 つの Access-Control-Allow-*
ヘッダーを返すよう自動的に設定されます。さらに、実際の (GET
) メソッドは、デフォルトでその 200 レスポンスで Access-Control-Allow-Origin
ヘッダーを返すように設定されます。他の種類のレスポンスでは、Cross-origin access
エラーが発生しないようにする場合、'*' または特定のオリジンを使って Access-Control-Allow-Origin'
ヘッダーを返すよう手動で設定する必要があります。
リソースで CORS サポートを有効にした後、新しい設定を有効にするには API をデプロイまたは再デプロイする必要があります。詳細については、「デプロイの作成」を参照してください。
注記
手順を実行してもリソースで CORS サポートを有効にできない場合は、CORS 設定をサンプルの API /pets
リソースと比較することをお勧めします。サンプル API の作成方法については、「チュートリアル: サンプルをインポートして REST API を作成する」を参照してください。