Amazon EC2 Auto Scaling をトラブルシューティングする: EC2 インスタンス起動の失敗 - Amazon EC2 Auto Scaling
リクエストされた設定は現在サポートされていません。セキュリティグループ <セキュリティグループ名> は存在しません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。キーペア <お使いの EC2 インスタンスに関連付けられているキーペア> は存在しません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。リクエストされたインスタンスタイプ (<インスタンスタイプ>) は、リクエストされたアベイラビリティーゾーン (<インスタンスのアベイラビリティーゾーン>) ではサポートされません。設定したポットリクエスト料金 0.015 は、スポットリクエストに最低限必要な料金 0.0735 を下回っています...。デバイス名 <device name> が無効です/無効なデバイス名をアップロードしようとしています。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。パラメータ virtualName の値 (<インスタンスストレージのデバイスに関連付けられている名前>) は無効です。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。EBS ブロックデバイスマッピングはインスタンスストア AMI ではサポートされません。プレイスメントグループは、タイプが '<instance type>' のインスタンスでは使用できません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。Client.InternalError: 起動時のクライアントエラー。現在、お客様がリクエストしたアベイラビリティゾーン内には、<instance type> の十分なキャパシティーがありません..。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。リクエストされた予約には、このリクエストに十分な互換性と利用可能なキャパシティがありません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。キャパシティブロックの予約 <予約 ID> はまだアクティブではありません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。リクエストに適合した、使用可能なスポットキャパシティーはありません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。<インスタンス数> 個のインスタンスがすでに実行中です。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

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Amazon EC2 Auto Scaling をトラブルシューティングする: EC2 インスタンス起動の失敗

このページでは、起動に失敗する EC2 インスタンスに関する情報、考えられる原因、問題を解決するために実行できるステップを提供します。

エラーメッセージを取得するには、「スケーリングアクティビティからのエラーメッセージを取得する」を参照してください。

EC2 インスタンスが起動に失敗する場合、以下のエラーメッセージが 1 つ以上表示される可能性があります。

起動に関する問題

リクエストされた設定は現在サポートされていません。

原因: 起動テンプレートまたは起動設定の一部のオプションにインスタンスタイプとの互換性がない、あるいは、リクエストされた AWS リージョンまたはアベイラビリティーゾーン内では、インスタンス設定がサポートされていない可能性があります。

解決策: 別のインスタンス設定を試す。要件に適合したインスタンスタイプを検索するには、「Amazon EC2 ユーザーガイド」の「Amazon EC2 インスタンスタイプの検索」を参照してください。

この問題の詳細な解決方法については、下記を確認してください。

  • 選択した AMI が、インスタンスタイプでサポートされたものであることを確認します。例えばインスタンスタイプで、インテル Xeon プロセッサではなく、ARM ベースの AWS Graviton プロセッサを使用している場合には、ARM 互換の AMI を使用する必要があります。互換性のあるインスタンスタイプの選択の詳細については、「Amazon EC2 ユーザーガイド」の「インスタンスタイプ変更の互換性」を参照してください。

  • リクエストしたリージョンとアベイラビリティーゾーンの中で、インスタンスタイプが利用可能であるかをテストします。最新世代のインスタンスタイプには、特定のリージョンまたはアベイラビリティーゾーンではまだ利用できないものがあります。古い世代のインスタンスタイプについては、新しいリージョンとアベイラビリティーゾーンで利用できない場合があります。場所 (リージョンまたはアベイラビリティーゾーン) ごとに、利用可能なインスタンスタイプを検索するには、describe-instance-type-offerings コマンドを使用します。詳細については、「Amazon EC2 ユーザーガイド」の「Amazon EC2 インスタンスタイプの検索」を参照してください。

  • ハードウェア専有インスタンスまたは Dedicated Hosts を使用する場合は、ハードウェア専有インスタンスまたは Dedicated Hosts としてサポートされているインスタンスタイプを選択する必要があります。

セキュリティグループ <セキュリティグループ名> は存在しません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

原因: 起動テンプレートもしくは起動設定で指定されたセキュリティグループが、削除されている可能性があります。

解決策:

  1. describe-security-groups コマンドを使用して、アカウントに関連付けられているセキュリティグループのリストを取得します。

  2. リストから、使用するセキュリティグループを選択します。代わりに、セキュリティグループを作成するには、create-security-group コマンドを使用します。

  3. 新しい起動テンプレート、または起動設定を作成します。

  4. update-auto-scaling-group コマンドにより、新しい起動テンプレートか起動設定を使用する、Auto Scaling グループを更新します。

キーペア <お使いの EC2 インスタンスに関連付けられているキーペア> は存在しません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

原因: インスタンスの起動時に使用されたキーペアが削除された可能性があります。

解決策:

  1. describe-key-pairs コマンドを使用して、利用可能なキーペアのリストを取得します。

  2. リストから、使用するキーペアを選択します。代わりに、キーペアを作成するには、create-key-pair コマンドを使用します。

  3. 新しい起動テンプレート、または起動設定を作成します。

  4. update-auto-scaling-group コマンドにより、新しい起動テンプレートか起動設定を使用する、Auto Scaling グループを更新します。

リクエストされたインスタンスタイプ (<インスタンスタイプ>) は、リクエストされたアベイラビリティーゾーン (<インスタンスのアベイラビリティーゾーン>) ではサポートされません。

エラーメッセージ: Your requested instance type (<instance type>) is not supported in your requested Availability Zone (<instance Availability Zone>)...Launching EC2 instance failed. (お客様がリクエストしたインスタンスタイプ (<instance type>) は、ご指定のアベイラビリティーゾーン (<instance Availability Zone>) ではサポートされていません...EC2 インスタンスの起動に失敗しました)

原因: Auto Scaling グループで指定されているアベイラビリティーゾーンでは、選択したインスタンスタイプがサポートされていません。

解決策:

  1. describe-instance-type-offerings コマンドを使用するか、Amazon EC2 コンソールで [インスタンスタイプ] ページのネットワークペインにある アベイラビリティゾーン の値を確認してして、どのアベイラビリティーゾーンが選択したインスタンスタイプをサポートしているかを確認します。

  2. update-auto-scaling-group コマンドを使用して、Auto Scaling グループの設定でサポートされていないゾーンのサブネットを更新または削除します。詳細については、「アベイラビリティーゾーンを追加する」を参照してください。

設定したポットリクエスト料金 0.015 は、スポットリクエストに最低限必要な料金 0.0735 を下回っています...。

原因: リクエストしたスポットの上限価格が、選択したインスタンスタイプでのスポット料金を下回っています。

解決策: より高いスポット上限価格 (オンデマンド料金が利用できます) を指定して、新しいリクエストを送信します。以前は、支払うスポット料金は入札に基づいていました。現在は、その時点のスポット料金が適用されます。上限価格を高く設定することで、要求されたキャパシティーを Amazon EC2 スポットサービスが確保し、それを維持できる可能性を高められます。

デバイス名 <device name> が無効です/無効なデバイス名をアップロードしようとしています。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

原因 1: 起動テンプレートまたは起動設定のブロックデバイスマッピングに、利用が不可能な、または現在サポートされていないブロックデバイス名が含まれている可能性があります。

解決策:

  1. ご使用の具体的なインスタンス設定で、使用が可能なデバイス名を確認します。デバイスへの名前付けの詳細については、「Amazon EC2 ユーザーガイド」の Linux インスタンス上のデバイス名に関するページを参照してください。

  2. Auto Scaling グループには含まれない Amazon EC2 インスタンスを手動で作成して、問題を調査します。ブロックデバイスの名前付けに関する設定と、Amazon マシンイメージ (AMI) にある名前とが競合している場合、インスタンスは起動に失敗します。詳細については、「Amazon EC2 ユーザーガイド」のブロックデバイスマッピングに関するページを参照してください。

  3. インスタンスが正常に起動したことを確認したら、describe-volumes コマンドを使用して、どのようにボリュームがインスタンスに公開されているかを確認します。

  4. ボリュームの説明にリストされているデバイス名を使用して、新しい起動テンプレートもしくは起動設定を作成します。

  5. update-auto-scaling-group コマンドにより、新しい起動テンプレートか起動設定を使用する、Auto Scaling グループを更新します。

パラメータ virtualName の値 (<インスタンスストレージのデバイスに関連付けられている名前>) は無効です。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

原因: ブロックデバイスに関連付けられている仮想名の指定形式が正しくありません。

解決策:

  1. virtualName パラメータでデバイス名を指定して、新しい起動テンプレートか起動設定を作成します。デバイス名の形式については、「Amazon EC2 ユーザーガイド」の Linux インスタンス上のデバイス名に関するページを参照してください。

  2. update-auto-scaling-group コマンドにより、新しい起動テンプレートか起動設定を使用する、Auto Scaling グループを更新します。

EBS ブロックデバイスマッピングはインスタンスストア AMI ではサポートされません。

原因: 起動テンプレートあるいは起動設定で指定されたブロックデバイスマッピングが、お使いのインスタンスではサポートされていません。

解決策:

  1. お使いのインスタンスタイプでサポートされるブロックデバイスマッピングを指定して、新しい起動テンプレートか起動設定を作成します。詳細については、「Amazon EC2 ユーザーガイド」のブロックデバイスマッピングに関するページを参照してください。

  2. update-auto-scaling-group コマンドにより、新しい起動テンプレートか起動設定を使用する、Auto Scaling グループを更新します。

プレイスメントグループは、タイプが '<instance type>' のインスタンスでは使用できません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

原因: お使いのクラスタープレイスメントグループに無効なインスタンスタイプが含まれています。

解決策:

  1. プレイスメントグループでサポートされているインスタンスタイプについては、「Amazon EC2 ユーザーガイド」のプレイスメントグループに関するページを参照してください。

  2. 新しいプレイスメントグループを作成するには、「プレイスメントグループ」で説明している手順に従います。

  3. または、サポートされるインスタンスタイプを使用する、新しい起動テンプレートもしくは起動設定を作成します。

  4. 新しいプレイスメントグループや新しい起動テンプレートまたは起動設定により、Auto Scaling グループを更新するには、update-auto-scaling-group コマンドを使用します。

Client.InternalError: 起動時のクライアントエラー。

問題: Amazon EC2 Auto Scaling が、暗号化された EBS ボリュームが含まれるインスタンスの起動を試みているものの、サービスにリンクされたロールからは、暗号化に使用されるカスタマーマネージドの AWS KMS キーにアクセスできない。詳細については、「暗号化されたボリュームで使用するために必要な AWS KMS キーポリシー」を参照してください。

原因 1: 適切なサービスにリンクされたロールがカスタマーマネージドキーを使用するための、アクセス許可を付与できるキーポリシーが必要です。

解決策 1: 次のように、サービスにリンクされたロールがカスタマーマネージドキーを使用することを許可します。

  1. この Auto Scaling グループで使用するサービスにリンクされたロールを決定します。

  2. カスタマーマネージドキーのキーポリシーを更新して、サービスにリンクされたロールでカスタマーマネージドキーが使用できるように許可します。

  3. サービスにリンクされたロールを使用するため、Auto Scaling グループを更新します。

サービスにリンクされたロールにカスタマーマネージドキーの使用を許可するキーポリシーの例については、「例 1: カスタマー管理キーへのアクセスを許可するキーポリシーセクション」を参照してください。

原因 2: カスタマーマネージドキーと Auto Scaling グループが異なる AWS アカウント内にある場合は、適切なサービスにリンクされたロールによるカスタマーマネージドキーの使用を許可をするために、そのカスタマーマネージドキーへのクロスアカウントアクセスを設定する必要があります。

解決策 2: 次のように、外部アカウントのサービスにリンクされたロールによる、ローカルアカウント内のカスタマーマネージドキーの使用を許可します。

  1. カスタマーマネージドキーのキーポリシーを更新して、Auto Scaling グループアカウントが、そのカスタマーマネージドキーにアクセスできるようにします。

  2. グラントを作成できる Auto Scaling グループアカウント内の IAM ユーザーまたはロールを定義します。

  3. この Auto Scaling グループで使用するサービスにリンクされたロールを決定します。

  4. 適切なサービスにリンクされたロールを付与対象プリンシパルとして、カスタマー管理キーに対するグラントを作成します。

  5. サービスにリンクされたロールを使用するため、Auto Scaling グループを更新します。

詳細については、「例 2: カスタマー管理キーへのクロスアカウントアクセスを許可するキーポリシーセクション」を参照してください。

解決策 3: Auto Scaling グループと同じ AWS アカウントにあるカスタマーマネージドキーを使用する

  1. スナップショットをコピーし、Auto Scaling グループと同じアカウントに属する別のカスタマーマネージドキーを使用して再暗号化を行います。

  2. サービスにリンクされたロールに新しいカスタマーマネージドキーの使用を許可します。解決策 1 のステップを参照してください。

現在、お客様がリクエストしたアベイラビリティゾーン内には、<instance type> の十分なキャパシティーがありません..。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

エラーメッセージ: We currently do not have sufficient <instance type> capacity in the Availability Zone you requested (<requested Availability Zone>) (現在、リクエストされたアベイラビリティーゾーン (<requested Availability Zone>) に、<instance type> の十分なキャパシティーがありません) 追加のキャパシティーをプロビジョニングする作業を進めます。現時点では、リクエストでアベイラビリティーゾーンを指定しないか、<このインスタンスタイプを現在サポートしているアベイラビリティーゾーンのリスト> から選択することによって、<インスタンスタイプ> のキャパシティーを取得できます。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

原因: 現時点では、リクエストされたインスタンスタイプとアベイラビリティーゾーンの組み合わせはサポートされていません。

解決策: この問題を解決するには、以下の手順を試行します。

  • Amazon EC2 Auto Scaling が、他の有効なアベイラビリティーゾーンでこのインスタンスタイプのキャパシティーを検出するまで数分お待ちください。

  • Auto Scaling グループを他のアベイラビリティーゾーンに拡張してください。詳細については、「アベイラビリティーゾーンを追加する」を参照してください。

  • ベストプラクティスとして、さまざまなインスタンスタイプのセットを使用することで、特定の 1 つのインスタンスタイプに依存することを防ぎます。詳細については、「複数のインスタンスタイプと購入オプションを使用する Auto Scaling グループ」を参照してください。

リクエストされた予約には、このリクエストに十分な互換性と利用可能なキャパシティがありません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

原因 1: targeted オンデマンドキャパシティ予約で起動できるインスタンスの数の上限に達しました。

解決策 1: targeted オンデマンドキャパシティ予約で起動できるインスタンスの数を増やすか、キャパシティ予約グループを使用して、リザーブドキャパシティ以外のインスタンスが通常のオンデマンドキャパシティとして起動されるようにします。詳細については、「キャパシティ予約を使用して特定のアベイラビリティーゾーンでキャパシティを予約する 」を参照してください。

原因 2: 1 つのキャパシティブロックで起動できるインスタンスの数の上限に達しました。

キャパシティブロックでは、最初に購入したキャパシティの量によって制約されます。予想よりも起動回数が多くなり、使用可能なすべてのキャパシティを使い果たすと、起動できなくなります。インスタンスの終了には、完全に終了する前に、長いクリーンアッププロセスが必要です。この間は再利用できません。これにより、起動できない可能性もあります。詳細については、「使用アイテム Capacity Blocks 機械学習ワークロード用の」を参照してください。

解決策 2: この問題を解決するには、以下の手順を試行します。

  • リクエストはそのままにしておきます。キャパシティブロックインスタンスが終了中の場合は、インスタンスが終了し、キャパシティが再び利用可能になるまで数分待つ必要があります。Amazon EC2 Auto Scaling は、キャパシティーが利用可能になるまで、引き続き自動的に起動リクエストを行います。

  • このエラーが頻繁に発生しないように、ピークワークロードに対応するのに十分なキャパシティを購入してください。

キャパシティブロックの予約 <予約 ID> はまだアクティブではありません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

原因: 指定されたキャパシティブロックがまだアクティブではありません。

解決策: キャパシティブロックの推奨アプローチに従い、スケジュールされたスケーリングを使用します。これにより、予約がアクティブな場合にのみ Auto Scaling グループの希望するキャパシティを増やし、予約が終了する前に減らすことができます。

リクエストに適合した、使用可能なスポットキャパシティーはありません。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

原因: 現時点では、このスポットインスタンスのリクエストを満たすのに十分な空きキャパシティーがありません。

解決策: この問題を解決するには、以下の手順を試行します。

  • キャパシティーは頻繁に変化するので、数分間待ってください。Amazon EC2 Auto Scaling は、キャパシティーが利用可能になるまで、引き続き自動的に起動リクエストを行います。

  • Auto Scaling グループを他のアベイラビリティーゾーンに拡張してください。詳細については、「アベイラビリティーゾーンを追加する」を参照してください。

  • ベストプラクティスとして、さまざまなインスタンスタイプのセットを使用することで、特定の 1 つのインスタンスタイプに依存することを防ぎます。詳細については、「複数のインスタンスタイプと購入オプションを使用する Auto Scaling グループ」を参照してください。

<インスタンス数> 個のインスタンスがすでに実行中です。EC2 インスタンスの起動に失敗しました。

原因: 1 つのリージョンで起動できるインスタンスの合計数には制限があります。AWS アカウントを作成するときに、リージョンごとに、実行できるインスタンスの数についてデフォルトの制限が設定されます。

解決策: この問題を解決するには、以下の手順を試行します。

  • 現在の制限がニーズに見合っていない場合は、リージョンごとにクォータの引き上げをリクエストできます。詳細については、「Amazon EC2 ユーザーガイド」の「Amazon EC2 の Service Quotas」を参照してください。

  • この新しいリクエストでは、インスタンス数を減らして送信します (これは後で増やすことができます)。