AWS CLI でのコマンドラインのリターンコード
通常、リターンコードは、コマンドのステータスを示す AWS Command Line Interface (AWS CLI) コマンドを実行した後に送信される非表示のコードです。echo
コマンドを使用して、最後の AWS CLI コマンドから送信されたコードを表示し、これらのコードを使用して、コマンドが成功したか失敗したかを判断できます。失敗した場合は、エラーの理由を判断できます。リターンコードに加えて、--debug
スイッチを使用してコマンドを実行すると、エラーに関する詳細情報を表示できます。このスイッチにより、コマンドを処理するために AWS CLI が使用するステップおよび各ステップの結果についての詳細なレポートが作成されます。
AWS CLI コマンドのリターンコードを判断するには、CLI コマンドの実行直後に次のいすれかのコマンドを実行します。
以下に示すのは、AWS Command Line Interface (AWS CLI) コマンドの実行後に返される可能性があるリターンコードです。
コード | 意味 |
---|---|
0 |
このサービスでは、リクエストが送信された AWS CLI および AWS サービスでエラーが発生していないことを示す HTTP レスポンスステータスコード 200 で応答しました。 |
1 |
1 つ以上の Amazon S3 転送操作が失敗しました。S3 コマンドに制限されます。 |
2 |
このリターンコードの意味は、コマンドによって異なります。
|
130 |
このコマンドは、SIGINT によって中断されました。これは、 |
252 |
コマンド構文が無効、不明なパラメータが指定されている、またはパラメータの値が正しくないため、コマンドを実行できませんでした。 |
253 |
システム環境または設定が無効です。指定されたコマンドは構文的に有効である可能性がありますが、設定または認証情報がないため、コマンドを実行できませんでした。 |
254 |
コマンドは正常に解析され、指定されたサービスに対してリクエストが行われましたが、サービスはエラーを返しました。これは、通常、API の誤った使用またはその他のサービス固有の問題を示します。 |
255 |
コマンドが失敗しました。リクエストが送信された AWS CLI または AWS サービスのいずれかでエラーが生成されました。 |