AWS CloudHSM の主要なコンセプト
以下は AWS CloudHSM でのキー操作に関する基礎知識です。
- Token keys
-
キーの生成、インポート、またはアンラップ操作中に作成する永続キー。AWS CloudHSM は、クラスター全体でトークンキーを同期します。
- Session keys
-
クラスター内の 1 つのハードウェアセキュリティモジュール (HSM) にのみ存在するエフェメラルキー。AWS CloudHSM は、クラスター全体でセッションキーを同期 しません。
- Client-side key synchronization
-
キーの生成、インポート、またはアンラップ操作中に作成したトークンキーをクローンするクライアント側のプロセス。少なくとも 2 つの HSM を用いてクラスターを実行することで、トークンキーの耐久性を高めることができます。
- Server-side key synchronization
-
クラスター内のすべての HSM に対して定期的にキーをクローンします。管理は必要ありません。
- Client key durability settings
-
キーの耐久性に影響するクライアント上に構成した設定。[クライアント SDK 5] と [クライアント SDK 3] では動作が異なります。
-
クライアント SDK 5 では、この設定を使用して、単一の HSM クラスターを実行します。
-
クライアント SDK 3 では、この設定を使用して、キー作成オペレーションを成功させるために必要な HSM の数を指定します。
-