AWS CloudHSM でクラスターを作成する
クラスターは、個々のハードウェアセキュリティモジュール (HSM) のコレクションです。AWS CloudHSM は、論理単位として機能するように各クラスター内の HSM を同期します。 AWS CloudHSM は、hsm1.medium と hsm2m.medium の 2 つのタイプの HSM を提供します。クラスターを作成するときに、2 つのうちのどちらをクラスターに含めるかを選択します。各 HSM タイプとクラスターモードの違いの詳細については、「AWS CloudHSM クラスターモード」を参照してください。
クラスターを作成すると、ユーザーに代わって、AWS CloudHSM がクラスターのセキュリティグループを作成します。このセキュリティグループは、クラスター内の HSM へのネットワークアクセスを制御します。これにより、セキュリティグループの Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスからのみインバウンド接続ができます。デフォルトでは、セキュリティグループにインスタンスは一切含まれていません。後で、クライアントインスタンスを起動し、クラスターのセキュリティグループを設定して、HSM との接続および通信を可能にします。
重要
ユーザーがクラスターを作成すると、AWS CloudHSM は AWSServiceRoleForCloudHSM という名前のサービスにリンクされたロールを作成します。AWS CloudHSM がロールを作成できない場合、またはロールがまだ存在しない場合は、クラスターを作成できないことがあります。詳細については、「AWS CloudHSM クラスター作成エラーの解決」を参照してください。サービスにリンクされたロールの詳細については、「AWS CloudHSM のサービスにリンクされたロール」を参照してください。
重要
AWS CloudHSM デュアルスタックエンドポイント (cloudhsmv2.region
.api.aws など) を使用している場合は、IAM ポリシーが更新されて IPv6 が処理されていることを確認します。詳細については、「Control API access with IAM policies」を参照してください。
AWS CloudHSM コンソール
注記
クラスター引数と API の詳細については、AWS CLI コマンド リファレンスの「create-cluster」を参照してください。