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クライアント SDK 5 を使用して AWS CloudHSM を Java Keytool および Jarsigner と統合するための前提
AWS CloudHSM キーストアを使用するには、最初に AWS CloudHSM JCE SDK を初期化して設定する必要があります。これを行うには、次の手順を実行します。
手順 1: JCE をインストールする
AWS CloudHSM クライアントの前提条件を含め、JCE をインストールするには、「Java ライブラリのインストール」の手順に従います。
手順 2: 環境変数に HSM ログイン認証情報を追加する
HSM ログイン認証情報を格納する環境変数を設定します。
注記
AWS CloudHSM JCE には、さまざまなログインオプションがあります。サードパーティー製アプリケーションで AWS CloudHSM キーストアを使用するには、環境変数で暗黙的なログインを使用する必要があります。アプリケーションコードによる明示的なログインを使用する場合は、AWS CloudHSM キーストアを使用して独自のアプリケーションを構築する必要があります。詳細については、「AWS CloudHSM キーストアの使用」の記事を参照してください。
手順 3: JCE プロバイダーを登録する
Java クラウドプロバイダーの設定で JCE プロバイダーを登録するには、以下の手順を実行します。
-
Java インストールで
java.security
設定ファイルを開き、編集します。 -
java.security
設定ファイルで、com.amazonaws.cloudhsm.jce.provider.CloudHsmProvider
を最後のプロバイダーとして追加します。例えば、java.security
ファイルに 9 つのプロバイダーがある場合は、セクションの最後のプロバイダーとして次のプロバイダーを追加します。security.provider.10=com.amazonaws.cloudhsm.jce.provider.CloudHsmProvider
注記
AWS CloudHSM プロバイダーを高優先度で追加すると、ソフトウェアに安全にオフロードできるオペレーションのために AWS CloudHSM プロバイダーが優先されるため、システムのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。ベストプラクティスとして、AWS CloudHSM プロバイダーかソフトウェアベースのプロバイダーであるかに関係なく、オペレーションに使用するプロバイダーを必ず指定してください。
注記
AWS CloudHSM キーストアで keytool を使用してキーを生成するときに -providerName
、-providerclass
、-providerpath
コマンドラインオプションを指定すると、エラーが発生する可能性があります。