アーティファクトの例
次の例は、Amazon CodeCatalyst ワークフロー定義ファイルでアーティファクトを出力、入力、参照する方法を示しています。
トピック
例: アーティファクトの出力
次の例は、2 つの .jar ファイルを含むアーティファクトを出力する方法を示しています。
Actions:
Build:
Identifier: aws/build@v1
Outputs:
Artifacts:
- Name: ARTIFACT1
Files:
- build-output/file1.jar
- build-output/file2.jar
例: 別のアクションによって生成されたアーティファクトの入力
次の例は、BuildActionA
で ARTIFACT4
というアーティファクトを出力し、BuildActionB
に入力する方法を示しています。
Actions:
BuildActionA:
Identifier: aws/build@v1
Outputs:
Artifacts:
- Name: ARTIFACT4
Files:
- build-output/file1.jar
- build-output/file2.jar
BuildActionB:
Identifier: aws/build@v1
Inputs:
Artifacts:
- ARTIFACT4
Configuration:
例: 複数のアーティファクトでのファイルの参照
次の例は、BuildActionC
で ART5
と ART6
という名前の 2 つのアーティファクトを出力し、BuildActionD
(Steps
の下) で file5.txt
(アーティファクト ART5
内) と file6.txt
(アーティファクト ART6
内) という名前の 2 つのファイルを参照する方法を示しています。
注記
ファイルの参照の詳細については、「アーティファクト内のファイルの参照」を参照してください。
注記
この例では $CATALYST_SOURCE_DIR_ART5
プレフィックスが使用されていますが、こちらは省略しても構いません。これは、 ART5
がプライマリ入力であるためです。プライマリ入力の詳細については、「アーティファクト内のファイルの参照」を参照してください。
Actions:
BuildActionC:
Identifier: aws/build@v1
Outputs:
Artifacts:
- Name: ART5
Files:
- build-output/file5.txt
- Name: ART6
Files:
- build-output/file6.txt
BuildActionD:
Identifier: aws/build@v1
Inputs:
Artifacts:
- ART5
- ART6
Configuration:
Steps:
- run: cd $CATALYST_SOURCE_DIR_ART5/build-output && cat file5.txt
- run: cd $CATALYST_SOURCE_DIR_ART6/build-output && cat file6.txt
例: 1 つのアーティファクトでのファイルの参照
次の例は、BuildActionE
で ART7
という名前の 1 つのアーティファクトを出力し、BuildActionF
(Steps
の下) で file7.txt
(アーティファクト ART7
内) を参照する方法を示しています。
参照では、「例: 複数のアーティファクトでのファイルの参照」で行ったように build-output
ディレクトリの前に $CATALYST_SOURCE_DIR_
アーティファクト名
プレフィックスが必要でないことに注意してください。これは、Inputs
で指定された項目が 1 つだけであるためです。
注記
ファイルの参照の詳細については、「アーティファクト内のファイルの参照」を参照してください。
Actions:
BuildActionE:
Identifier: aws/build@v1
Outputs:
Artifacts:
- Name: ART7
Files:
- build-output/file7.txt
BuildActionF:
Identifier: aws/build@v1
Inputs:
Artifacts:
- ART7
Configuration:
Steps:
- run: cd build-output && cat file7.txt
例: WorkflowSource が存在するときのアーティファクト内のファイルの参照
次の例は、BuildActionG
で ART8
という名前の 1 つのアーティファクトを出力し、BuildActionH
(Steps
の下) で file8.txt
(アーティファクト ART8
内) を参照する方法を示しています。
参照では、「例: 複数のアーティファクトでのファイルの参照」で行ったように $CATALYST_SOURCE_DIR_
アーティファクト名
プレフィックスが必要であることに注意してください。これは、Inputs
(ソースとアーティファクト) で複数の項目が指定されているため、ファイルを検索する場所を示すプレフィックスが必要となるためです。
注記
ファイルの参照の詳細については、「アーティファクト内のファイルの参照」を参照してください。
Actions:
BuildActionG:
Identifier: aws/build@v1
Outputs:
Artifacts:
- Name: ART8
Files:
- build-output/file8.txt
BuildActionH:
Identifier: aws/build@v1
Inputs:
Sources:
- WorkflowSource
Artifacts:
- ART8
Configuration:
Steps:
- run: cd $CATALYST_SOURCE_DIR_ART8/build-output && cat file8.txt
例: アクショングループが存在するときのアーティファクト内のファイルの参照
次の例は、ActionGroup1
、ActionI
で ART9
という名前のアーティファクトを出力し、ActionJ
で file9.txt
(アーティファクト ART9
内) を参照する方法を示しています。
ファイルの参照の詳細については、「アーティファクト内のファイルの参照」を参照してください。
Actions:
ActionGroup1:
Actions:
ActionI:
Identifier: aws/build@v1
Outputs:
Artifacts:
- Name: ART9
Files:
- build-output/file9.yml
ActionJ:
Identifier: aws/cfn-deploy@v1
Inputs:
Sources:
- WorkflowSource
Artifacts:
- ART9
Configuration:
template: /artifacts/ActionGroup1@ActionJ/ART9/build-output/file9.yml