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認証後の Lambda トリガー
認証後トリガーは、ユーザーの認証フローを変更しません。Amazon Cognito は、認証が完了し、ユーザーがトークンを受け取った後にこの Lambda を呼び出します。次のサインインに反映されるログ記録やユーザープロファイルの調整など、認証イベントのカスタム後処理を追加する場合は、認証後トリガーを追加します。
認証フローの概要
詳細については、「ユーザープール認証フロー」を参照してください。
認証後の Lambda トリガーのパラメータ
Amazon Cognito がこの Lambda 関数に渡すリクエストは、以下のパラメータと Amazon Cognito がすべてのリクエストに追加する共通パラメータを組み合わせたものです。
認証後のリクエストパラメータ
- newDeviceUsed
-
このフラグは、ユーザーが新しいデバイスにサインインしているかどうかを示します。Amazon Cognito は、ユーザープールの記憶済みデバイス値が
Always
またはUser Opt-In
である場合にのみ、このフラグを設定します。 - userAttributes
-
ユーザー属性を表す 1 つ以上の名前 - 値ペア。
- clientMetadata
-
認証後のトリガーに指定する Lambda 関数へのカスタム入力として提供できる 1 つ、または複数のキー/値ペア。このデータを Lambda 関数に渡すには、 AdminRespondToAuthChallenge および RespondToAuthChallengeAPIアクションで ClientMetadataパラメータを使用できます。Amazon Cognito には、 の ClientMetadata パラメータからのデータAdminInitiateAuthや、事後認証関数に渡されるリクエストのInitiateAuthAPIオペレーションは含まれません。
認証後のレスポンスパラメータ
Amazon Cognito は、レスポンスに追加の返品情報を期待しません。関数は、 APIオペレーションを使用してリソースをクエリおよび変更したり、イベントメタデータを外部システムに記録したりできます。
認証チュートリアル
Amazon Cognito がユーザーにサインインした直後、認証後の Lambda 関数をアクティブ化します。 JavaScript、Android、および iOS のサインインチュートリアルを参照してください。
プラットフォーム | チュートリアル |
---|---|
JavaScript ID SDK | でユーザーをサインインする JavaScript |
Android Identity SDK | Android でのユーザーのサインイン |
iOS Identity SDK | iOS でのユーザーのサインイン |
認証後の例
この認証後のサンプル Lambda 関数は、正常にサインインされたデータを CloudWatch Logs に送信します。
Amazon Cognito は Lambda 関数にイベント情報を渡します。関数はレスポンスで、同じイベントオブジェクトを変更と共に Amazon Cognito に返します。Lambda コンソールで、Lambda トリガーに関連するデータを使用したテストイベントをセットアップできます。以下は、このコードサンプルのテストイベントです。