コスト最適化の推奨事項 (Cost Optimization Hub から) - AWS Data Exports

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コスト最適化の推奨事項 (Cost Optimization Hub から)

コスト最適化の推奨事項テーブルには、Cost Optimization Hub からのコスト最適化の推奨事項が含まれています。Cost Optimization Hub のレコメンデーションは AWS Compute Optimizer から統合されており、リソースの適正化、アイドル状態のリソース削除、Savings Plans、リザーブドインスタンスなど、15 種類を超える最適化で構成されています。詳細については、「AWS コスト管理ユーザーガイド」の「Cost Optimization Hub」を参照してください。

コスト最適化の推奨事項の SQL テーブル名は COST_OPTIMIZATION_RECOMMENDATIONS です。

テーブル設定

テーブル設定はユーザーが制御するプロパティで、ユーザーはデータエクスポートでクエリされる前にテーブルのデータまたはスキーマを変更するように設定できます。テーブル設定は JSON ステートメントとして保存され、 AWS SDK/CLI のユーザー入力またはコンソールのユーザー選択で指定されます。

コスト最適化の推奨事項には、次のテーブル設定があります。

設定名 説明 有効値
INCLUDE_ALL_RECOMMENDATIONS

「FALSE」に設定すると、相互に互換性のない推奨事項のセットから、節約額の最も高い推奨事項のみがテーブルに保持されます。例えば、インスタンスを終了するという推奨事項と、同じインスタンスを適切なサイズにする推奨事項では、「インスタンスを終了する」のみが保持されます。

「TRUE」に設定すると、すべての推奨事項がテーブルに保持されます。

これは、Cost Optimization Hub コンソールでグループ関連の推奨事項とも呼ばれます。詳細については、「AWS コスト管理ユーザーガイド」の「関連する推奨事項のグループ化」を参照してください。

TRUE、FALSE
FILTER

これにより、さまざまな推奨事項属性に基づいて推奨事項をフィルタリングできます。節約重複排除アルゴリズムが適用される前に、フィルターがテーブルに適用されます。

Cost Optimization Hub コンソールと同じパラメータを使用してフィルタリングできます。詳細については、「AWS コスト管理ユーザーガイド」の「コスト最適化の機会の優先順位付け」を参照してください。

この構成には、Cost Optimization Hub list-recommendations API の filter パラメータで使用されるものと同じ JSON 構造を使用してフィルターステートメントが指定されます。これは、JSON 文字列として指定する必要があります。構造の詳細については、「list-recommendations 構造」を参照してください。

Cost Optimization Hub list-recommendations API に有効な JSON 文字列。

サービスリンクロール

コスト最適化の推奨事項テーブルのエクスポートを作成するには、データエクスポートのサービスにリンクされたロールが必要です。サービスにリンクされたロールを作成する方法については、「AWS コスト管理ユーザーガイドの「データエクスポートのサービスにリンクされたロール」を参照してください。

AWS Organizations のサポート

Cost Optimization Hub は AWS Organizations と統合して、管理アカウントが Cost Optimization Hub でメンバーアカウントのレコメンデーションを表示できるかどうかを制御します。詳細については、「AWS コスト管理ユーザーガイド」の「Cost Optimization Hub の開始方法」を参照してください。

特定の AWS アカウントのコスト最適化レコメンデーションテーブルは、Cost Optimization Hub 用に設定したのと同じ AWS Organizations 設定を継承します。つまり、コスト最適化レコメンデーションテーブルの内容は、各 AWS アカウントの Cost Optimization Hub に表示されるレコメンデーションと一致します。