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AWS DMS での同種データ移行のトラブルシューティング
次のリストは、AWS DMS での同種データ移行で問題が発生した場合に実行すべきアクションを説明しています。
トピック
AWS DMS で同種データ移行を作成できない
[データ移行の作成] をクリックした後、AWS DMS はデータプロバイダーに接続できないというエラーメッセージが表示された場合、必要となる IAM ロールが設定されているかを確認します。詳細については、「IAM ロールの作成」を参照してください。
IAM ロールを設定してもこのようなエラーメッセージが表示される場合は、AWS KMS キー設定でこの IAM ロールをキーユーザーとして追加します。詳細については、「AWS Key Management Service デベロッパーガイド」の「KMS キーの使用をキーユーザーに許可する」を参照してください。
AWS DMS で同種データ移行を開始できない
移行プロジェクトでデータ移行を開始した際に、ステータスが Failed
と表示された場合は、ソースデータプロバイダーとターゲットデータプロバイダーのバージョンを確認します。確認するには、MySQL または PostgreSQL データベースで SELECT VERSION();
クエリを実行します。サポート対象のデータベースのバージョンを使用しているかを確認します。
サポート対象のソースデータベースの一覧については、「DMS 同種データ移行のソース」を参照してください。
サポート対象のターゲットデータベースの一覧については、「DMS 同種データ移行のターゲット」を参照してください。
サポートされていないデータベースのバージョンを使用している場合は、ソースデータベースまたはターゲットデータベースをアップグレードして、もう一度試してください。
AWS DMS コンソールでデータ移行のエラーメッセージを確認します。確認するには、移行プロジェクトを開いて、データ移行を選択します。[詳細] タブの [一般] の下にある [最後のエラーメッセージ] を確認します。
最後に、CloudWatch ログを分析します。確認するには、移行プロジェクトを開いて、データ移行を選択します。分析するには、[詳細] タブで、[CloudWatch ログを表示] をクリックします。
AWS DMS でのデータの移行の実行時にターゲットデータベースに接続できない
「ターゲットに接続できません」というエラーメッセージが表示されたら、次のアクションを実行します。
ソースデータベースとターゲットデータベースにアタッチされているセキュリティグループに、インバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックのルールがあるかを確認します。詳細については、「継続的なレプリケーションの設定」を参照してください。
ネットワークアクセスコントロールリスト (ACL) とルートテーブルのルールを確認します。
データベースは、作成した VPC からアクセスできる必要があります。VPC セキュリティグループにパブリック IP アドレスを追加して、ファイアウォールでの受信接続を許可します。
移行プロジェクトの [データの移行] タブで、作業するデータ移行を選択します。[詳細] タブの [接続とセキュリティ] の下に表示されている パブリック IP アドレス をメモしておきます。次に、ソースデータベースとターゲットデータベースで、データ移行のパブリック IP アドレスからのアクセスを許可します。
継続的なデータレプリケーションでは、ソースデータベースとターゲットデータベース間の相互通信が有効であるかを確認します。
詳細については、「Amazon Virtual Private Cloud ユーザーガイド」の「セキュリティグループを使用してリソースへのトラフィックを制御する」を参照してください。
PostgreSQL で AWS DMS がビューをテーブルとして保存する
同種データ移行では、PostgreSQL のビューをビューとして移行することはサポート対象外です。PostgreSQL の場合、AWS DMS はビューをテーブルとして移行します。