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EKS Auto Mode の負荷分散機能を使用する場合は、VPC サブネットに AWS タグを追加する必要があります。
背景
これらのタグは、サブネットがクラスターに関連付けられているものと特定し、さらに重要な点として、サブネットがパブリックかプライベートかを識別します。
パブリックサブネットは、インターネットゲートウェイを介してインターネットに直接アクセスできます。ロードバランサーなど、パブリックにアクセスできるようにする必要があるリソースに使用されます。
プライベートサブネットには直接インターネットにアクセスできる機能がなく、アウトバウンドトラフィックに NAT ゲートウェイを使用します。プライベートサブネットは、パブリック IP を必要としない EKS ノードなどの内部リソースに使用されます。
NAT ゲートウェイとインターネットゲートウェイの詳細については、「Amazon Virtual Private Cloud (VPC) ユーザーガイド」の「VPC を他のネットワークに接続する」を参照してください。
要件
現時点で、EKS Auto Mode で負荷分散に使用するサブネットには、次のいずれかのタグが必要です。
パブリックサブネット
パブリックサブネットは、インターネット向けロードバランサーに使用されます。これらのサブネットには、次のタグが必要です。
キー |
値 |
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プライベートサブネット
プライベートサブネットは、内部ロードバランサーに使用されます。これらのサブネットには、次のタグが必要です。
キー |
値 |
|
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手順
開始する前に、パブリックサブネット (インターネットゲートウェイアクセスを使用) とプライベートサブネット (NAT ゲートウェイを使用) を特定します。VPC リソースを変更するには、アクセス許可が必要です。
AWS Management Console
-
Amazon VPC コンソールを開き、[サブネット] に移動します。
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タグ付けするサブネットを選択します。
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[タグ] タブを選択してから、[タグを追加] を選択します。
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適切なタグを追加します。
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パブリックサブネットの場合: Key=
kubernetes.io/role/elb
-
プライベートサブネットの場合: Key=
kubernetes.io/role/internal-elb
-
-
[値] を
1
に設定するか、空のままにします。 -
保存して、残りのサブネットについても繰り返します。
AWS CLI
パブリックサブネットの場合:
aws ec2 create-tags \ --resources subnet-ID \ --tags Key=kubernetes.io/role/elb,Value=1
プライベートサブネットの場合:
aws ec2 create-tags \ --resources subnet-ID \ --tags Key=kubernetes.io/role/internal-elb,Value=1
subnet-ID
を実際のサブネット ID に置き換えます。