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環境アクション
このトピックでは、環境管理コンソールの [アクション] ドロップダウンメニューから、環境で実行するために選択できる一般的なオペレーションについて説明します。
次の図は、環境管理コンソールを示しています。[アクション] ドロップダウンメニューは、環境名を表示するヘッダーの右側、[更新] ボタンの横にあります。
注記
一部のアクションは、特定の条件でのみ使用でき、適切な条件が満たされるまで無効のままです。
設定のロード
以前に保存した設定をロードします。設定はアプリケーションに保存されており、関連付けられた環境にロードできます。環境の設定に変更を加えた場合、保存された設定をロードすることで、それらの変更を元に戻すことができます。同じアプリケーションを実行している別の環境から保存した設定をロードして、環境間で設定を伝達することができます。
設定の保存
環境の現在の設定をアプリケーションに保存します。環境の設定に変更を加える前に、必要に応じて後でロールバックできるように、現在の設定を保存します。新しい環境を起動するときに、保存された設定を適用することもできます。
環境ドメイン (URL) のスワップ
現在の環境の CNAME を新しい環境とスワップします。CNAME をスワップした後は、その環境の URL を使用するアプリケーションへのすべてのトラフィックが新しい環境に送られます。新しいバージョンのアプリケーションをデプロイする準備ができたら、新しいバージョンで別の環境を起動できます。新しい環境でリクエストを受け取る準備が完了したら、CNAME スワップを実行して、その環境へのトラフィックのルーティングを開始します。これを実行してもサービスが中断されることはありません。詳細については、「Elastic Beanstalk を使用したブルー/グリーンデプロイ」を参照してください。
環境のクローンを作成する
現在実行中の環境と同じ設定で、新しい環境を起動します。
最新のプラットフォームを使用してクローンを作成する
使用中の Elastic Beanstalk プラットフォームの最新バージョンを使用して、現在の環境のクローンを作成します。このオプションは、現在の環境のプラットフォームについて新しいバージョンが利用可能な場合にのみ使用できます。
現在のオペレーションを中止する
進行中の環境の更新を停止します。オペレーションを中止すると、その処理の進行度合いによって、環境内のインスタンスの一部が他のインスタンスと異なる状態になる場合があります。このオプションは、環境が更新中である場合にのみ使用できます。
アプリケーションサーバーを再起動する
環境内のインスタンスで実行されているウェブサーバーを再起動します。このオプションで、AWS リソースが終了したり再起動したりすることはありません。無効なリクエストへの応答中に環境の動作がおかしくなった場合、根本原因のトラブルシューティングを行う間、アプリケーションサーバーを再起動することで、機能を一時的に回復できます。
環境の再構築
実行中の環境のすべてのリソースを終了し、同じ設定で新しい環境を構築します。新しい環境を最初からデプロイするのと同様に、この処理の完了には数分が必要となります。環境のデータ層で実行されている Amazon RDS インスタンスがある場合は、すべて再構築時に削除されます。そのデータが必要な場合は、スナップショットを作成します。RDS コンソール上で手動でスナップショットを作成するか、データ層の削除ポリシーを設定して、インスタンスを削除する前にスナップショットを自動的に作成させることができます。データ層を作成した際は、デフォルトでこの設定になっています。
環境の終了
実行中の環境ですべてのリソースを終了した上で、アプリケーションからその環境を削除します。データ層で実行されている RDS インスタンスがあり、その中のデータを保存しておく必要がある場合は、データベース削除ポリシーを Snapshot
または Retain
に設定します。詳細については、このガイドの環境の設定の章で「データベースのライフサイクル」を参照してください。