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AWS Elastic Beanstalk の拡張ヘルスレポートにはロール要件とソリューションスタック要件があるため、拡張ヘルスレポートを使用するには、そのリリース前に使用していたスクリプトとコードを更新する必要があります。下位互換性を維持するため、拡張ヘルスレポートは、Elastic Beanstalk API を使用して環境を作成するとき、デフォルトでは有効になりません。
環境のサービスロール、インスタンスプロファイル、および Amazon CloudWatch 設定オプションを設定することによって、拡張ヘルスレポートを設定します。これは、.ebextensions
フォルダーで設定オプションを設定する、保存されている設定を使用する、または create-environment
呼び出しの option-settings
パラメータで直接設定オプションを設定することによって行うことができます。
API、SDK、または AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して、拡張ヘルスをサポートする環境を作成するには、以下の操作を行う必要があります))
-
適切なアクセス権限を含むサービスロールとインスタンスプロファイルを作成する
-
新しいプラットフォームのバージョンで新しい環境を作成する
-
ヘルスシステムのタイプ、インスタンスプロファイル、サービスロールの設定オプションを設定する
aws:elasticbeanstalk:healthreporting:system
、aws:autoscaling:launchconfiguration
、および aws:elasticbeanstalk:environment
の 3 つの名前空間で以下の設定オプションを使用して、拡張ヘルスレポートの環境を設定します。
拡張ヘルスの設定オプション
SystemType
名前空間: aws:elasticbeanstalk:healthreporting:system
拡張ヘルスレポートを有効にするには、「enhanced
」に設定します。
IamInstanceProfile
名前空間: aws:autoscaling:launchconfiguration
Elastic Beanstalk 用に設定されたインスタンスプロファイルの名前に設定します。
ServiceRole
名前空間: aws:elasticbeanstalk:environment
Elastic Beanstalk 用に設定されたサービスロールの名前に設定します。
ConfigDocument (オプション)
名前空間: aws:elasticbeanstalk:healthreporting:system
インスタンスと CloudWatch にパブリッシュする環境メトリクスを定義する JSON ドキュメント。次に例を示します。
{
"CloudWatchMetrics":
{
"Environment":
{
"ApplicationLatencyP99.9
":60,
"InstancesSevere
":60
}
"Instance":
{
"ApplicationLatencyP85
":60,
"CPUUser
": 60
}
}
"Version":1
}
注記
設定ドキュメントでは、Elastic Beanstalk への提供方法に応じて、引用符のエスケープなどの特別なフォーマットが必要になることがあります。例については、「カスタムメトリクス設定ドキュメントの提供」を参照してください。