EMR Studio でノートブックを作成する
注記
EMR Notebooks は、コンソールで EMR Studio Workspace として使用できます。コンソールの [ワークスペースの作成] ボタンを使用すると、新しいノートブックを作成できます。EMR Notebooks ユーザーが Workspace にアクセスしたり作成したりするには、追加の IAM ロール権限が必要です。詳細については、「Amazon EMR Notebooks are Amazon EMR Studio Workspaces in the console」および「Amazon EMR console」を参照してください。
古い Amazon EMR コンソールを使用して EMR Notebooks を作成します。AWS CLI または Amazon EMR API を使用してノートブックを作成することはサポートされていません。
EMR ノートブックを作成するには
Amazon EMR コンソール (https://console.aws.amazon.com/elasticmapreduce/
) を開きます。 -
[Notebooks (ノートブック)]、[Create notebook (ノートブックの作成)] を選択します。
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[Notebook name (ノートブック名)] とオプションで [Notebook description (ノートブックの説明)] を入力します。
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ノートブックをアタッチするアクティブなクラスターがある場合は、デフォルトの [既存のクラスターを選択] を選択したままにし、[選択] をクリックしてリストからクラスターを選択してから、[クラスターを選択] をクリックします。EMR Notebooks のクラスター要件の詳細については、「EMR Notebooks の要件、リリースバージョンの違い、セキュリティ」を参照してください。
- または -
[クラスターを作成] を選択し、[クラスター名] にクラスター名を入力し、以下のガイドラインに従ってオプションを選択します。クラスターは、オンデマンドインスタンスを使用して、アカウントのデフォルトの VPC に作成されます。
設定 説明 クラスター名
クラスターを識別するために使用するわかりやすい名前。
[Release] (リリース)
変更できません。デフォルトで Amazon EMR の最新のリリースバージョン (5.36.2) になります。
アプリケーション
変更できません。クラスターにインストールされているアプリケーションの一覧が表示されます。
インスタンス
インスタンスの数を入力し、EC2 インスタンスタイプを選択します。1 つのインスタンスがプライマリノードに使用されます。残りはコアノードに使用されます。インスタンスタイプによって、クラスターに同時にアタッチできるノートブックの数が決まります。詳細については、「同時にアタッチする EMR Notebooks の制限」を参照してください。
EMR ロール
デフォルトのままにするか、Amazon EMR のカスタムサービスロールを指定するリンクを選択します。詳細については、「Amazon EMR のサービスロール (EMR ロール)」を参照してください。
EC2 インスタンスプロファイル
デフォルトのままにするか、EC2 インスタンスのカスタムサービスロールを指定するリンクを選択します。詳細については、「クラスター EC2 インスタンスのサービスロール (EC2 インスタンスプロファイル)」を参照してください。
EC2 キーペア
クラスターインスタンスに接続できるようにする EC2 キーペアを選択します。詳細については、「SSH を使用して Amazon EMR クラスタープライマリノードに接続する」を参照してください。
自動終了 Amazon EMR バージョン 5.30.0 および 6.1.0 以降では、自動終了がサポートされます。 チェックボックスを選択して自動終了を有効にし、クラスターが自動的にシャットダウンするまでのアイドル時間を指定します。詳細については、「Amazon EMR クラスタークリーンアップに自動終了ポリシーを使用する」を参照してください。
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[Security groups (セキュリティグループ)] で、[Use default security groups (デフォルトのセキュリティグループの使用)] を選択します。または、[セキュリティグループの選択] を選択して、クラスターの VPC で使用できるカスタムセキュリティグループを選択します。1 つはプライマリインスタンス用、もう 1 つはノートブックのクライアントインスタンス用に選択します。詳細については、「EMR Notebooks の EC2 セキュリティグループの指定」を参照してください。
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[AWS サービスロール] で、デフォルトのままにするか、リストからカスタムロールを選択します。ノートブックのクライアントインスタンスは、このロールを使用します。詳細については、「EMR Notebooks のサービスロール」を参照してください。
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[ノートブックの場所] で、Amazon S3 内のノートブックファイルが保存される場所を選択するか、独自の場所を指定します。バケットとフォルダが存在しない場合は、Amazon EMR によって作成されます。
Amazon EMR によってフォルダ名ノートブック ID のフォルダが作成され、
という名前のファイルにノートブックが保存されます。たとえば、NotebookName
.ipynbMyFirstEMRManagedNotebook
という名前のノートブックに対して Amazon S3 の場所s3://amzn-s3-demo-bucket/MyNotebooks
を指定した場合、ノートブックファイルはs3://amzn-s3-demo-bucket/MyNotebooks/
に保存されます。NotebookID
/MyFirstEMRManagedNotebook.ipynbAmazon S3 内に暗号化された場所を指定する場合は、EMR Notebooks のサービスロール をキーユーザーとして設定する必要があります。デフォルトのサービスロールは
EMR_Notebooks_DefaultRole
です。暗号化に AWS KMS キーを使用している場合は、「AWS Key Management Service 開発者ガイド」の「AWS KMS でのキーポリシーの使用」およびキーユーザーの追加に関するサポート記事を参照してください。 -
このノートブックに関連付ける Git ベースのリポジトリを Amazon EMR に追加している場合は、[Git リポジトリ] を選択し、[リポジトリを選択] を選択して、リストからリポジトリを選択します。詳細については、「Git ベースのリポジトリと EMR Notebooks の関連付け」を参照してください。
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必要に応じて、[Tags (タグ)] を選択して、ノートブックのキーと値のタグを追加します。
重要
Key 文字列が
creatorUserID
に設定されて値が IAM ユーザー ID に設定されたデフォルトタグが、アクセスの目的で適用されます。アクセスを制御するために使用できるため、このタグを変更または削除しないことをお勧めします。詳細については、「IAM ポリシーを持つクラスターとノートブックのタグをアクセスコントロールに使用する」を参照してください。 -
[ノートブックの作成] を選択します。