メタデータパフォーマンスの向上
Amazon FSx コンソール、AWS CLI、または Amazon FSx API を使用して、ファイルシステムのメタデータパフォーマンスを向上させることができます。
https://console.aws.amazon.com/fsx/
で Amazon FSx コンソールを開きます。 左のナビゲーションペインで [File system] (ファイルシステム) を選択します。[ファイルシステム] リストで、メタデータのパフォーマンスを向上させる FSx for Lustre ファイルシステムを選択します。
[アクション] で、[メタデータ IOPS の更新] を選択します。または [概要] パネルで、ファイルシステムの [メタデータ IOPS] の横にある [更新] を選択します。
[メタデータ IOPS の更新] ダイアログボックスが表示されます。
[ユーザープロビジョニング] を選択します。
[希望するメタデータ IOPS] の場合は、新しいメタデータ IOPS 値を選択します。有効な値は、
1500
、3000
、6000
、12000
、および192000
までの12000
の倍数です。値は、メタデータ IOPS 値と同等かそれ以上である必要があります。[Update] (更新) を選択します。
FSx for Lustre ファイルシステムのメタデータパフォーマンスを向上させるには、update-file-system の AWS CLI コマンドを使用します (UpdateFileSystem は同等の API アクションです)。以下のパラメータを設定します。
--file-system-id
を更新するファイルシステムの ID に設定します。メタデータパフォーマンスを向上させるには、
--lustre-configuration MetadataConfiguration
プロパティを使用します。このプロパティには、Mode
とIops
の 2 つのパラメータがあります。ファイルシステムが USER_PROVISIONED モードの場合、
Mode
の使用はオプションです (使用する場合はMode
をUSER_PROVISIONED
に設定します)。ファイルシステムが AUTOMATIC モードの場合は、
Mode
をUSER_PROVISIONED
に設定します (これにより、メタデータ IOPS 値が増加するだけでなく、ファイルシステムモードが USER_PROVISIONED に切り替わります)。Iops
を1500
、3000
、6000
、12000
、または192000
までの12000
の倍数の値に設定します。値は、メタデータ IOPS 値と同等かそれ以上である必要があります。
次の例では、プロビジョニングされたメタデータ IOPS を 96000 に更新します。
aws fsx update-file-system \ --file-system-id
fs-0123456789abcdef0
\ --lustre-configuration 'MetadataConfiguration={Mode=USER_PROVISIONED
,Iops=96000
}'