メタデータパフォーマンスの向上 - FSx for Lustre

メタデータパフォーマンスの向上

Amazon FSx コンソール、AWS CLI、または Amazon FSx API を使用して、ファイルシステムのメタデータパフォーマンスを向上させることができます。

  1. https://console.aws.amazon.com/fsx/ で Amazon FSx コンソールを開きます。

  2. 左のナビゲーションペインで [File system] (ファイルシステム) を選択します。[ファイルシステム] リストで、メタデータのパフォーマンスを向上させる FSx for Lustre ファイルシステムを選択します。

  3. [アクション] で、[メタデータ IOPS の更新] を選択します。または [概要] パネルで、ファイルシステムの [メタデータ IOPS] の横にある [更新] を選択します。

    [メタデータ IOPS の更新] ダイアログボックスが表示されます。

  4. [ユーザープロビジョニング] を選択します。

  5. [希望するメタデータ IOPS] の場合は、新しいメタデータ IOPS 値を選択します。有効な値は、15003000600012000、および 192000 までの 12000 の倍数です。値は、メタデータ IOPS 値と同等かそれ以上である必要があります。

  6. [Update] (更新) を選択します。

FSx for Lustre ファイルシステムのメタデータパフォーマンスを向上させるには、update-file-system の AWS CLI コマンドを使用します (UpdateFileSystem は同等の API アクションです)。以下のパラメータを設定します。

  • --file-system-id を更新するファイルシステムの ID に設定します。

  • メタデータパフォーマンスを向上させるには、--lustre-configuration MetadataConfiguration プロパティを使用します。このプロパティには、ModeIops の 2 つのパラメータがあります。

    1. ファイルシステムが USER_PROVISIONED モードの場合、Mode の使用はオプションです (使用する場合は ModeUSER_PROVISIONED に設定します)。

      ファイルシステムが AUTOMATIC モードの場合は、ModeUSER_PROVISIONED に設定します (これにより、メタデータ IOPS 値が増加するだけでなく、ファイルシステムモードが USER_PROVISIONED に切り替わります)。

    2. Iops15003000600012000、または 192000 までの 12000 の倍数の値に設定します。値は、メタデータ IOPS 値と同等かそれ以上である必要があります。

次の例では、プロビジョニングされたメタデータ IOPS を 96000 に更新します。

aws fsx update-file-system \ --file-system-id fs-0123456789abcdef0 \ --lustre-configuration 'MetadataConfiguration={Mode=USER_PROVISIONED,Iops=96000}'