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各 FSx for ONTAP ファイルシステムには、アクティブ/スタンバイ構成のファイルサーバーの 1 つ以上の高可用性 (HA) ペアが搭載されています。この構成では、トラフィックをアクティブに処理する優先ファイルサーバーと、アクティブサーバーが使用できない場合に処理を引き継ぐセカンダリファイルサーバーがあります。FSx for ONTAP 第 1 世代のファイルシステムには 1 つの HA ペアが搭載されており、最大 4 GBps のスループットキャパシティと 160,000 SSD IOPS を実現します。FSx for ONTAP 第 2 世代のマルチ AZ ファイルシステムも 1 つの HA ペアを搭載し、最大 6 GBps のスループットキャパシティと 200,000 SSD IOPS を提供します。FSx for ONTAP 第 2 世代のシングル AZ ファイルシステムには、最大 12 の HA ペアが搭載されており、最大 72 GBps のスループットキャパシティと 2,400,000 SSD IOPS (HA ペアあたり 6 GBps のスループットキャパシティと 200,000 SSD IOPS) を実現します。
Amazon FSx コンソールからファイルシステムを作成する場合、Amazon FSx は、必要な SSD ストレージに基づいて使用すべき HA ペアの数を推奨します。ワークロードとパフォーマンス要件に基づいて、HA ペアの数を手動で選択することもできます。ファイルシステム要件が最大 6 GBps のスループットキャパシティと 200,000 SSD IOPS で満たされる場合は 1 つの HA ペアを使用し、ワークロードに高いレベルのパフォーマンススケーラビリティが必要な場合は複数の HA ペアを使用することをお勧めします。
各 HA ペアには、物理ディスクの論理セットである 1 つのアグリゲートがあります。
注記
HA ペアを第 2 世代の シングル AZ ファイルシステムに追加できます。詳細については、「高可用性 (HA) ペアの追加」を参照してください。それ以外の場合は、、 を使用するかSnapMirror、バックアップから新しいファイルシステムにデータを復元することで AWS DataSync、ファイルシステム間で (異なる HA ペアで) データを移行できます。