Global Accelerator で使用するためのアドレス範囲をプロビジョニングする
AWS で使用するアドレス範囲をプロビジョニングする場合は、当該範囲の所有者であることを証明し、Amazon による当該範囲のアドバタイズを承認します。アドレス範囲を所有していることを確認します。
CLI または Global Accelerator API オペレーションを使用してアドレス範囲をプロビジョニングする必要があります。この機能は AWS コンソールでは使用できません。
アドレス範囲をプロビジョニングするには、次の ProvisionByoipCidr コマンドを使用します。--cidr-authorization-context
パラメータでは、以前に作成した変数を使用します。ROA メッセージではありません。
aws globalaccelerator --region us-west-2 provision-byoip-cidr --cidr
"address-range
--cidr-authorization-context Message="$text_message",Signature="$signed_message
アドレス範囲をプロビジョニングする例を次に示します。
aws globalaccelerator --region us-west-2 provision-byoip-cidr --cidr 203.0.113.0/24 --cidr-authorization-context Message="$text_message",Signature="$signed_message"
アドレス範囲のプロビジョニングは非同期操作であるため、呼び出しはすぐに返されます。ただし、アドレス範囲は、状態が PENDING_PROVISIONING
から READY
に変わるまで使用できません。プロビジョニングプロセスの完了までには最大で 3 週間かかることがあります。プロビジョニングしたアドレス範囲の状態をモニタリングするには、次の ListByoipCidrs コマンドを使用します:
aws globalaccelerator --region us-west-2 list-byoip-cidrs
IP アドレス範囲の状態のリストを確認するには、「ByoipCidr」を参照してください。
IP アドレス範囲がプロビジョニングされると、list-byoip-cidrs
によって返される State
は READY
です。例:
{ "ByoipCidrs": [ { "Cidr": "203.0.113.0/24", "State": "READY" } ] }