コンタクトポイント (通知先) の使用
このドキュメントのトピックは、Grafana バージョン 8.x をサポートする Grafana ワークスペース向けです。
Grafana バージョン 10.x をサポートする Grafana ワークスペースについては、「Grafana バージョン 10 での作業」を参照してください。
Grafana バージョン 9.x をサポートする Grafana ワークスペースについては、「Grafana バージョン 9 での作業」を参照してください。
連絡窓口は、アラート発生時の通知の受け取り方の設定に使用します。コンタクトポイントには、Amazon Simple Notification Service や Slack など、1 つ以上の通知方法を指定できます。アラートが発生すると、コンタクトポイントにリストされているすべての連絡窓口タイプに通知が送信されます。必要に応じて、メッセージテンプレートの使用 を使用して通知メッセージをカスタマイズすることができます。
注記
Grafana で管理されるアラートの通知先 (コンタクトポイント) は、作成および編集が可能です。アラートマネージャーアラートの通知先 (コンタクトポイント) は読み取り専用です。
コンタクトポイント (通知先) の使用
次の手順では、通知先 (コンタクトポイント) を追加、編集、テスト、削除する方法について説明します。
コンタクトポイントの追加方法
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Grafana コンソールの Grafana メニューで、[アラート] (ベル) アイコンを選択して [アラート] ページを開きます。
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[コンタクトポイント]を選択し、[新しいコンタクトポイント]を選択します。
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[アラートマネージャー] ドロップダウンから、アラートマネージャーを選択します。デフォルトでは、Grafana アラートマネージャーが選択されています。
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コンタクトポイントの [名前] を入力します。
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[コンタクトポイントタイプ] から、タイプを選択し、そのタイプの必須フィールドを選択します。例えば、Slack を選択した場合は、Slack チャネルと通知先となるユーザーを入力します。
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選択したコンタクトポイントで利用可能な場合は、オプションの設定を選択して追加の設定を指定します。
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[通知設定]で[解決済みメッセージの無効化]を選択すると、アラートが解決した際に通知を受け取らないようにすることができます (任意)。
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コンタクトポイントにコンタクトポイントタイプを追加したい場合は、新しいコンタクトポイントタイプを選択し、必要なコンタクトポイントタイプごとに同じ手順を繰り返します。
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[コンタクトポイントの保存] を選択して変更を保存します。
コンタクトポイントの編集方法
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[コンタクトポイント]を選択すると、現在設定されているコンタクトポイントのリストが表示されます。
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編集する連絡先を選択し、[編集] アイコン (ペン) を選択します。
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必要な変更を加え、[コンタクトポイントの保存] を選択して変更を保存します。
コンタクトポイントを作成したら、テスト通知を送信して、正しく設定されていることを確認します。
テスト通知の送信方法
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[コンタクトポイント] を選択して、現在設定されているコンタクトポイントのリストを開きます。
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テストする連絡先を選択し、[編集] アイコン (ペン) を選択します。
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[テスト] アイコン (紙飛行機) を選択します。
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事前定義されたテスト通知を送信するか、[カスタム] を選択してテスト通知に独自の注釈とラベルを追加するかを選択します。
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[テスト通知を送信]を選択して、指定されたコンタクトポイント宛にアラートをテストします。
使用されていないコンタクトポイントは、通知ポリシーで削除できます。
連絡先の削除方法
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[コンタクトポイント] を選択して、現在設定されているコンタクトポイントのリストを開きます。
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削除する連絡先を選択し、[削除] アイコン (ゴミ箱) を選択します。
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確認ダイアログボックスで、[はい、削除] を選択します。
注記
コンタクトポイントが通知ポリシーで使用されている場合、コンタクトポイントを削除する前に、通知ポリシーを削除するか、別のコンタクトポイントを使用するように編集する必要があります。
サポートされている通知方法の一覧
名前 | 型 |
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Amazon SNS |
sns
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OpsGenie |
opsgenie
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Pager Duty |
pagerduty
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Slack |
slack
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VictorOps |
victorops
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