ラベルマッチングの仕組み - Amazon Managed Grafana

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ラベルマッチングの仕組み

このドキュメントトピックは、Grafana バージョン 10.x をサポートする Grafana ワークスペース向けに設計されています。

Grafana バージョン 9.x をサポートする Grafana ワークスペースについては、「」を参照してくださいGrafana バージョン 9 での作業

Grafana バージョン 8.x をサポートする Grafana ワークスペースについては、「」を参照してくださいGrafana バージョン 8 での作業

ラベルとラベルマッチャーを使用して、アラートルールを通知ポリシーと無音にリンクします。これにより、アラートインスタンスを柔軟に管理し、処理するポリシーと無音にするアラートを指定できます。

ラベルマッチャーは、ラベル 、演算子 の 3 つの異なる部分で構成されます。

  • Label フィールドは、一致するラベルの名前です。ラベル名と完全に一致する必要があります。

  • Value フィールドは、指定されたラベル名の対応する値と一致します。一致方法は、演算子の値によって異なります。

  • Operator フィールドは、ラベル値と照合する演算子です。利用できる演算子は次のとおりです。

演算子 説明

=

値と完全に等しいラベルを選択します。

!=

値と等しくないラベルを選択します。

=~

値に正規表現が一致するラベルを選択します。

!~

値に正規表現が一致しないラベルを選択します。

複数のラベルマッチャーを使用している場合は、AND 論理演算子を使用して結合されます。つまり、ルールをポリシーにリンクするには、すべてのマッチャーが一致している必要があります。

アラートに次のラベルセットを定義した場合:

{ foo=bar, baz=qux, id=12 }

次に、次の操作を行います。

  • として定義されたラベルマッチャーは、このアラートルールfoo=barと一致します。

  • として定義されたラベルマッチャーfoo!=barがこのアラートルールと一致しません

  • として定義されたラベルマッチャーは、このアラートルールid=~[0-9]+と一致します。

  • として定義されたラベルマッチャーは、このアラートルールbaz!~[0-9]+と一致します。

  • と として定義された 2 つのラベルマッチャーはfoo=bar、このアラートルールid=~[0-9]+に一致します。

ラベルを除外する

ラベルを除外するラベルマッチャーを記述することもできます。

ラベル を除外する方法の例を次に示しますteam。これらの値のいずれかを選択して、ラベルを除外できます。

  • team=""

  • team!~.+

  • team=~^$