Explore の Inspector - Amazon Managed Grafana

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Explore の Inspector

このドキュメントトピックは、Grafana バージョン 10.x をサポートする Grafana ワークスペース向けに設計されています。

Grafana バージョン 9.x をサポートする Grafana ワークスペースについては、「」を参照してくださいGrafana バージョン 9 での作業

Grafana バージョン 8.x をサポートする Grafana ワークスペースについては、「」を参照してくださいGrafana バージョン 8 での作業

インスペクターは、クエリの理解とトラブルシューティングに役立ちます。raw データを検査し、そのデータをカンマ区切り値 (CSV) ファイルにエクスポートし、ログ結果を TXT 形式でエクスポートして、クエリリクエストを表示できます。

Inspector UI

インスペクターには次のタブがあります。

  • 統計タブ – クエリにかかる時間と返される量を示します。

  • クエリタブ – Grafana がデータソースにクエリを実行したときに送信されたサーバーへのリクエストを表示します。

  • JSON タブ – データ JSON とデータフレーム構造 JSON を表示およびコピーできます。

  • データタブ – クエリによって返された raw データを表示します。

  • エラータブ — エラーを表示します。クエリがエラーを返す場合にのみ表示されます。

Inspector タスク

Explore Inspector では、さまざまなタスクを実行できます。

Inspector を開く

検査するクエリを実行したら、Inspector ボタンを選択します。

画面の下部にインスペクターペインが開きます。

raw クエリ結果の検査

raw クエリ結果、つまりクエリによって返されるデータをテーブルに表示できます。

Inspector タブで、データタブをクリックします。

複数のクエリまたは複数のノードのクエリには、追加のオプションがあります。

  • データフレームを表示: 表示する結果セットデータを選択します。

  • 時間で結合されたシリーズ: すべてのクエリの raw データを一度に表示し、列ごとに 1 つの結果セットを表示します。列見出しをクリックすると、データをソートできます。

raw クエリ結果を CSV としてダウンロードする

Grafana は、デフォルトのブラウザのダウンロード場所に CSV ファイルを生成します。選択したビューワーで開くことができます。

  1. Inspector タブで、上記の手順に従って未加工のクエリ結果を取得します。

  2. エクスポートする raw データが表示されるまで、クエリ設定を絞り込みます。

  3. [Download CSV] を選択します。

Excel 専用にフォーマットされた CSV ファイルをダウンロードするには、データオプションを展開し、CSV のダウンロードオプションを選択する前に Excel 用ダウンロードのトグルをオンにします。

TXT としてログ結果をダウンロードする

Inspector タブでログのダウンロードを選択すると、現在表示しているログの TXT ファイルを生成できます。

トレース結果のダウンロード

データソースタイプに基づいて、Grafana はサポートされている形式のいずれかでトレース結果の JSON ファイルを生成します。Jaeger、Zipkin、または OTLP 形式です。

  1. Inspector を開きます。

  2. ログクエリの結果を検査します。エクスポートする raw ログが表示されるまで、結果を絞り込みます。

  3. ログのダウンロード を選択します。

クエリパフォーマンスの検査

統計タブには、クエリにかかる時間、送信したクエリの数、返された行数を示す統計が表示されます。この情報は、特に数値が予期せず高い場合や低い場合に、クエリのトラブルシューティングに役立ちます。

統計は読み取り専用形式で表示されます。

JSON モデルを表示する

データだけでなく、データフレーム JSON モデルも探索してエクスポートできます。

JSON モデルを表示するには
  1. Inspector パネルで、JSON タブをクリックします。

  2. ソースの選択ドロップダウンから、次のいずれかのオプションを選択します。

    • データ – Explore に返されたデータを表す JSON オブジェクトを表示します。

    • DataFrame structure – raw 結果セットを表示します。

  3. JSON の一部を展開または折りたたむと、個別のセクションを表示できます。クリップボードにコピーオプションを選択して、JSON 本文をコピーし、別のアプリケーションに貼り付けることもできます。

データソースへの raw リクエストとレスポンスを表示する

Explore と Inspector タブを操作すると、クエリで生成する未加工のリクエストとレスポンスのデータを表示できます。Inspector で、クエリタブを選択し、更新 を選択して raw データを表示します。

Grafana はクエリをサーバーに送信し、結果を表示します。クエリの特定部分をドリルダウンしたり、すべて展開または折りたたんだり、データをクリップボードにコピーして他のアプリケーションで使用できるようにしたりできます。