AWS IoT Core for LoRaWAN
AWS IoT Core for LoRaWAN は、Configuration and Update Server (CUPS) および Firmware Updates Over-The-Air (FUOTA) 機能を使用してゲートウェイ管理を提供する、フルマネージド型の LoRaWAN Network Server (LNS) です。プライベート LNS を AWS IoT Core for LoRaWAN に置き換えて、Long Range Wide Area Network (LoRaWAN) デバイスおよびゲートウェイを AWS IoT Core に接続できます。そうすることで、メンテナンス、運用コスト、セットアップ時間、およびオーバーヘッドコストを削減できます。
注記
AWS IoT Core for LoRaWAN は、IPv4 アドレス形式のみをサポートしています。IPv6 またはデュアルスタック設定 (IPv4 と IPv6) のサポートはありません。詳細については、「IPv6 をサポートする AWS のサービス」を参照してください。
序章
LoRaWAN デバイスは、LoRaWAN プロトコルを使用してライセンスフリーの無線スペクトルで動作する、長距離、低電力、バッテリー駆動のデバイスです。LoRaWAN は LoRa 上に構築された Low Power Wide Area Network (LPWAN) 通信プロトコルです。LoRa は、デバイス間の低消費電力、広域通信を可能にする物理層プロトコルです。
LoRaWAN デバイスを AWS IoT に接続するには、LoRaWAN ゲートウェイを使用する必要があります。ゲートウェイは、デバイスを AWS IoT Core for LoRaWAN に接続してメッセージを交換するためのブリッジとして機能します。AWS IoT Core for LoRaWAN は AWS IoT ルールエンジンを使用して LoRaWAN デバイスから他の AWS IoT のサービスにメッセージをルーティングします。
開発労力を削減し、デバイスを AWS IoT Core for LoRaWAN に迅速にオンボードするために、LoRaWAN 認定エンドデバイスを使用することをお勧めします。詳細については、「AWS IoT Core for LoRaWAN 製品ページ
AWS IoT Core for LoRaWAN へのアクセス
コンソールまたは AWS IoT Wireless API を使用すると、LoRaWAN デバイスやゲートウェイを素早く AWS IoT Core for LoRaWAN にオンボードできます。
コンソールを使用する場合
AWS Management Console を使用して LoRaWAN デバイスおよびゲートウェイをオンボードするには、AWS Management Console にサインインして AWS IoT コンソールの [AWS IoT Core for LoRaWAN]
API または CLI の使用
AWS IoT Wireless API を使用して、Sidewalk デバイスと LoRaWAN デバイスの両方をオンボードできます。AWS IoT Core for LoRaWAN が構築されている AWS IoT Wireless API は、AWS SDK でサポートされています。詳細については、AWS SDK およびツールキット
AWS CLI を使用してコマンドを実行し、LoRaWAN ゲートウェイおよびデバイスをオンボードおよび管理することができます。詳細については、「AWS IoT Wireless CLI リファレンス」を参照してください。
AWS IoT Core for LoRaWAN のリージョンとエンドポイント
AWS IoT Core for LoRaWAN では、AWS リージョン に固有のコントロールプレーンとデータプレーン API エンドポイントのサポートが提供されます。データプレーン API エンドポイントは、AWS アカウント と AWS リージョン リージョンに固有です。AWS IoT Core for LoRaWAN エンドポイントの詳細については、AWS 全般のリファレンスの「AWS IoT Core for LoRaWAN エンドポイント」を参照してください。
デバイスと AWS IoT の間のより安全な通信を実現するため、パブリックインターネットを介さず、V仮想プライベートクラウド (VPC) で AWS PrivateLink を介して AWS IoT Core for LoRaWAN にデバイスを接続できます。詳細については、「AWS IoT Core for LoRaWAN とインターフェース VPC エンドポイント (AWS PrivateLink)」を参照してください。
AWS IoT Core for LoRaWAN には、デバイス間で送信されるデバイスデータと、AWS IoT Wireless API オペレーション の最大 TPS に適用されるクォータがあります。詳細については、「AWS 全般のリファレンス」の「AWS IoT Core for LoRaWAN クォータ」を参照してください。
AWS IoT Core for LoRaWAN の料金
新しいカスタマーで、AWS にサインアップすると、AWS 無料利用枠